ユーティルがリエイトを買収
2025-11-26 11:06:26

ユーティル、株式会社リエイトを子会社化し中小企業の成長支援へ

ユーティルが株式会社リエイトを完全子会社化



株式会社ユーティル(東京都新宿区、代表取締役:岩田 真)は、Webサイト制作を手掛ける株式会社リエイト(奈良県奈良市、代表取締役:後藤 涼也)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。これはユーティルにとって初めての株式譲渡を伴うM&Aであり、中小企業向けのデジタルデビューを促進する目的があります。

目指すもの


ユーティルは、「中小企業の事業成長を支援するプラットフォームをつくる」ことを目指しています。AIとBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を駆使し、様々な経営課題を解決するための新たなサービス「できるくんシリーズ」を2024年から展開する予定です。このシリーズの第一弾として、ホームページ制作支援を行う「ホームページできるくん」を立ち上げています。これにより、デジタルでの存在感を強化したい中小企業に向けて一歩目を提供していきます。

リエイトもまた、SEOに強いWebサイト制作を行っており、全国各地で高い評価を得ている企業です。関東圏を中心に仕事を展開し、市場での存在感を持っているリエイトとの統合は、ユーティルにとって大きな戦略的な一歩となります。

M&Aの背景


両社のサービスの親和性が高く、リエイトがさらなる事業拡大を目指すことが背景となり、今回の株式取得に至りました。リエイトの顧客基盤を引き継ぐことで、ユーティルは今後、コーポレートサイト制作のみならずランディングページ(LP)や採用サイトなど、幅広いサイト制作サービスを提供することが可能になります。

市場の現状


近年、Web制作業界では技術の進化に伴い、専門性を持った人材確保が難しくなっています。人手不足が深刻化する中、生成AI技術や海外の競合サービスの台頭により、製作単価が低下し、適正利益の確保が難しくなっています。このような状況において、ユーティルはWeb制作業界の生産性向上を図り、変革をもたらすための中心企業としての役割を果たしていく所存です。

株式会社リエイトについて


株式会社リエイトは、全国の中小企業が抱えるマーケティング課題をデジタルで解決する事業を展開する企業です。Webサイト制作だけでなく、マーケティング支援やブランディング支援など、幅広いサービスを提供しています。設立は2016年で、資本金は500万円、最新の技術を活用した高い制作能力が評判です。

「できるくんシリーズ」について


ユーティルの「できるくんシリーズ」は、中小企業向けのAI BPOサービスであり、月額数千円から依頼できる高品質なホームページ制作を可能にします。Wixなどの最新技術を駆使し、低コストで迅速かつクオリティの高いWebサイト制作を実現しています。現在、受注件数は毎月100件を超え、多くの企業に支持されています。さらに、第二弾サービスとして高品質なSEO記事の提供といった事業拡大も進めています。

結論


ユーティルとリエイトの統合は、双方の強みを活かしつつ中小企業向けのデジタル支援を強化するための重要な戦略です。今後もこの合併を通じて、より多くの中小企業がデジタル領域での成長を遂げられることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ユーティル
住所
東京都新宿区高田馬場4-40-12日興高田馬場ビル6F
電話番号

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