IWCシャフハウゼンが歴史的な時計のコレクションを新展開

IWCシャフハウゼン、歴史的コレクション「IWC. Curated.」を発表

2025年9月1日、スイスの高級時計ブランドIWCシャフハウゼンは、新たに『IWC. Curated.』という名のヴィンテージウォッチコレクションの販売を発表しました。このコレクションは、IWCの時計製造における歴史的な重要性に焦点を当て、選りすぐりの過去のモデルを集めたものです。IWCミュージアムの専門家たちが厳選した時計は、世界の限られた店舗でのみ手に入る特別なアイテムとして位置づけられています。

すべてのIWC. Curated.ウォッチは、IWCの熟練したヴィンテージ時計技師による厳密な検査と修復を受けており、これにより現代の愛好家たちに再びその息を吹き込まれることになります。このコレクションには、公式な認定証とIWCの国際限定保証が付帯しており、購入からの登録により最大8年間の延長が可能です。

IWCシャフハウゼンの175年以上の時計の歴史

IWCシャフハウゼンは、1868年の創業以来、時計製造において類まれなる評価を受けてきました。その歴史は150年以上に及び、その時計は常に革新とデザインの融合を象徴しています。IWCの時計は、持ち主の手に渡り時を刻むことで、また新たな物語が綴られるのです。IWC. Curated.コレクションの誕生は、そうした歴史を次世代に伝えるための新たなステップとも言えるでしょう。

IWCミュージアムの館長であり歴史学者のデイヴィッド・サイファー氏は、「IWC. Curated.を通じて、愛好家たちに私たちの伝統を形作る時計を手にする特別な機会を提供したいと考えています。これらの時計が持つ過去を想い、その新たなストーリーを紡いでいくことが我々の使命です」と語っています。

厳選されたモデルのご紹介

IWC. Curated.には、各時代を代表する数々の名作がラインナップされています。例えば、1970年代に名高い時計デザイナー兼芸術家のジェラルド・ジェンタが手掛けたインヂュニアSL（リファレンス1832）は、その独特の美しさと技術力で知られています。さらに、クルト・クラウスによって初めて永久カレンダーを搭載したダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ（Ref. 3750）も、非常に希少なアイテムです。

また、1952年に製造された耐磁性を持つ航空用ツールウォッチであるマーク11（店舗Ref. No. 6B/346）も登場予定です。これらの時計は、単なる時間の計測を超え、歴史や技術の象徴としての価値があります。

限定店舗での販売

IWC. Curated.コレクションは、スイス、英国、ドバイ、日本の選ばれた店舗での限定展開となります。具体的には、シャフハウンにあるIWC本社、ロンドンのバタシー発電所、ドバイモール、そして東京の銀座ブティックなどが対象です。特にIWC銀座ブティックでは、2025年9月5日からの販売が予定されています。

このコレクションは、時計愛好家やコレクターにとってまさに見逃せない機会です。それぞれの時計には、独自の物語が詰まっており、購入することでその一部となれる貴重な体験が待っています。IWC. Curated.は、時を超えた名品を通じて、古き良き時代の魅力と新たな価値を提案します。