新素材で健康促進
2015-01-19 13:00:03
東洋新薬が発見した食後の健康をサポートする新素材
東洋新薬が明らかにした新たな健康素材
健康食品や化粧品の受託製造を行う株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は、長崎県立大学との共同研究により、食後の血糖値および血中中性脂肪の上昇を抑える効果を持つ機能性素材『ターミナリアベリリカ®』の臨床試験結果を発表しました。この結果は特に、低用量での摂取においても十分な効果を発揮することが確認され、メタボリックシンドローム予防の新しい可能性を示唆しています。
『ターミナリアベリリカ®』とは?
『ターミナリアベリリカ®』は、シクンシ科に属するターミナリア ベリリカという広葉樹の果実から抽出された素材で、特にポリフェノールが豊富に含まれています。主に南アジアや東南アジアの熱帯地域に自生し、インドの伝統医学アーユルヴェーダでも長い歴史を持ち、肝臓の健康や下痢に対する治療に用いられてきました。
臨床試験の実施と結果
第9回日本補完代替医療学会学術集会では、34名の健常な成人男女を対象に二重盲検クロスオーバー法を採用した試験が行われました。被験者は200mgの『ターミナリアベリリカ®』またはプラセボを摂取し、その後の血中中性脂肪濃度の変化を測定しました。その結果、ターミナリアベリリカ®群は、摂取後の血中中性脂肪濃度のいくつかの時間ポイントで有意に低下を示しました。
この研究により、200mgというより低い用量でも、300mgと同様の効果を持つことが裏付けられ、今後、様々な形態の商品展開が期待されています。特に従来のサイズでは難しかった粉末製品など、幅広い商品開発が見込まれます。
メタボ予防への期待
ターミナリアベリリカ®は、特にメタボリックシンドローム予防において重要な役割を果たす素材として注目されています。血中の中性脂肪と血糖値の同時軽減効果は、生活習慣病予防の観点からも非常に大きな意味を持ちます。そのため、健康維持や美容への関心が高まる中、メタボリックシンドロームの予防に役立つ商品が次々と市場に登場することが期待されます。
今後の展望
東洋新薬は、この『ターミナリアベリリカ®』の機能性をさらに深く探求し、独自性の高い製品の開発に取り組む姿勢を強調しています。健康食品の分野での新しい潮流を迎え、消費者にとって選択肢が広がる中、多くの人々が健康的な生活を実現できることが期待されています。
会社概要
株式会社東洋新薬は1997年に設立され、「新しい健康の形」を追求し続けています。特に特定保健用食品(トクホ)の取得数は日本一を誇り、高機能性素材の研究開発にも注力しています。今後も健康食品、化粧品、医薬品の分野で独自のアプローチを貫き、新たな価値を提供する企業としての地位を確立していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社東洋新薬
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前2-19-27 九勧博多駅前ビル
- 電話番号
-
092-411-3555