エスティ ローダー グループのピンクリボン活動20周年
10月1日、エスティ ローダー株式会社が主催する乳がん早期発見啓発活動の一環として、ピンクの光が点灯する式典が行われました。この光は、乳がんの早期発見を願う象徴として、世界中で取り組む活動の一部を形成しています。今年はこの活動が20周年を迎える特別な年となります。
1992年にアメリカで始まったピンクリボンキャンペーンは、現在では毎年10月を「乳がん啓発月間」と位置づけ、世界中でその重要性を訴えかけています。日本においても、エスティ ローダー グループの8つのブランドが協力し、乳がんの早期発見と治療の重要性を広めるため、各種活動を展開します。
日本では、乳がんの早期発見に関する検診率が先進国の中で非常に低いという厳しい現実があります。OECDのデータによると、2009年のマンモグラフィ検診受診率において、日本は23.8%と、アメリカの72.5%と比べて極端に低いことが明らかになっています。この問題に立ち向かうため、エスティ ローダー グループは早期発見の重要性を広め、より多くの人々が定期的な検診を受けることを促進します。
東京タワーとスカイツリーのイルミネーション
10月1日の午後6時45分から、東京タワーおよび東京スカイツリー(R)が点灯され、乳がんの啓発の象徴として美しいピンク色のライトアップを披露します。このイベントは、定期的な健康診断の重要性を伝えるための重要な機会とされており、特に多くの人々の目に触れることが期待されています。実は、2010年にはこの活動が「社会貢献活動の趣旨で、24時間以内に点灯された最多ランドマーク数」としてギネス世界記録に登録され、国際的な評価も得ています。
支援製品と啓発カードの配布
また、10月1日から31日までの間、エスティ ローダー グループの8つのブランドの店舗(約700拠点)では、乳がんに関する啓発カードの配布や特別な支援製品の販売が行われる予定です。これらの製品の収益の一部は、乳がんに関連する団体に寄付され、さらなる啓発活動に活用されます。乳がんの早期発見と治療の重要性を理解し、広めるための取り組みが続けられています。
終わりに
エスティ ローダー グループのピンクリボン活動は、20周年という節目を迎え、これまで以上に注目されることでしょう。この機会に、より多くの人々が乳がんについて考え、早期発見に努めることが期待されています。詳しい情報は、エスティ ローダーの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。
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