神戸の新星スタートアップ、Godot
2022年7月に設立された株式会社Godotは、行動科学とAI技術を駆使し、解決困難なグローバルな問題に挑むディープテックスタートアップです。近年、その革新性と成長性が評価され、Forbes JAPANの特集「JAPAN’S AI 50」に選出されました。この特集は、日本の有力なAIスタートアップ50社を紹介し、それぞれの持つポテンシャルを探るものです。
Forbes特集への選出
「JAPAN’S AI 50」は、米国のForbesで評価されている「AI 50」を元に、日本における有力スタートアップが選定される内容です。選出に際しては、様々な基準が設けられており、革新性、市場性、成長性、チーム力、調達力など5つの要素が厳しく評価されています。Godotはこれらすべてにおいて高い評価を受け、選出されました。
Godotの取り組み
Godotは、行動科学の理論を基に、人間の行動や認知を深く理解し、マルチモーダルAIを活用して新たな価値を生み出すことを目指しています。彼らの思想は、個々人が自己理解を深め、他者との共感を広げることで、社会全体のウェルビーイング向上に寄与するものです。このアプローチは、地球環境や人々に関連するさまざまな問題の解決にもつながります。
また、設立から積極的に国内外の機関と連携し、多くのプロジェクトを立ち上げています。神戸だけでなく、オーストリアのウィーンに研究開発拠点を設けるなど、国際展開にも力を入れています。これにより、グローバルな視点での研究開発が進んでおり、今後は米国やASEAN地域への進出を計画しています。
共同創業者からのコメント
神戸本社の代表取締役である森山健氏は、「当社の取り組みがForbesに認められ、さらに多くの人々の期待に応える企業へ成長できるよう精進します」と述べています。また、共同創業者兼CTOの鈴井豪氏も「AIの倫理と安全を重視し、社内全体でAI開発に取り組みたい」とコメントしています。
Godotの今後
今後の展望として、Godotは将来的に米国での上場を視野に入れつつ、さらなる成長を続ける意向を示しています。国内外での業務提携や新しいプロジェクトの立ち上げを通じて、世界の社会や経済に大きな影響を及ぼす存在を目指します。また、彼らは国境を越えた人類共通の課題解決に向けた取り組みを追求し続け、可能性を広げていくでしょう。
会社概要
- - 社名: 株式会社Godot
- - 設立日: 2022年7月1日
- - 所在地: 兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
- - 代表者: 代表取締役 森山健
- - 公式ウェブサイト: Godot
Godotの活動は、企業としての成長だけでなく、これからのAIの可能性をともに模索する若いスタートアップの力強い証です。今後の動向から目が離せません。