ROXXが提携により法人向けDX支援を拡充
株式会社ROXX(東京・新宿、代表取締役社長:中嶋汰朗)が、新たに採用支援サービス『Zキャリア AI面接官』を、みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズが推進する法人向けDX支援プログラム『みずほデジタルコネクト』に加えたことを発表しました。この提携により、ROXXは今までサービスを提供できなかった顧客企業へも届きやすくなり、企業の成長に貢献します。
みずほデジタルコネクトとは
『みずほデジタルコネクト』は、法人顧客が持つデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のニーズに応えるための取り組みです。2022年に始まったこのプログラムは、イノベーションを提供する企業や大手企業と強固なパートナーシップを結び、AI技術を活用して各種ソリューションを提供します。これにより、法人顧客は最新の技術を活かした支援を受けることができます。
ROXXはこれまで、オンラインで完結するリファレンス・コンプライアンスチェックサービス『back check』を通じて、みずほデジタルコネクトと連携してきましたが、今回新たに『Zキャリア AI面接官』を追加することで、さらなる連携の強化が実現しました。
Zキャリア AI面接官の特長
『Zキャリア AI面接官』は、AIを活用した面接代行サービスです。これにより、企業は面接の負担を軽減し、より効率的な採用活動を行えるようになります。求職者は、スマートフォン一つで365日いつでも面接を受けることができるため、時間や場所を選ばず選考を進めることが可能です。また、書類選考だけでは得られない候補者の能力を見極めるための事前スクリーニング機能も搭載されています。
2024年10月からは、ノンデスクワーカー向けの採用選考の効率化と精度向上を目指す『Zキャリア AI面接機能』が提供される予定です。さらに、2025年1月からは、より多くの企業がこの機能を利用できるように川上からの人材紹介会社を通じた面接でも導入が可能となります。
採用支援市場におけるROXX
日本の労働市場では、少子高齢化が進む中で人手不足が顕著になってきています。国税庁の調査によれば、給与所得者の半数以上が年収400万円未満で、特に非正規雇用者の割合も増加しています。このような状況で、未経験者と企業とのマッチングを行う『Zキャリア』は重要な役割を果たしています。ROXXは2022年4月に、人材紹介大手のパーソルキャリアと協力し、最大8.4万件以上の求人を提供しています。
まとめ
ROXXは、みずほ銀行との新たな提携を通じて、法人向けDX支援の取り組みを強化し、企業の採用課題をテクノロジーで解決することを目指しています。これにより、効果的な採用活動の推進だけでなく、企業の事業成長にも寄与していくことでしょう。