川崎市制100周年を祝う新しい音楽プロジェクト
川崎市が2024年に市制100周年を迎えるのを記念して、音楽やダンスを通じて地域を活性化させる「ここから未来プロジェクト」が始動します。プロジェクトの基盤として、溝口駅前キラリデッキに大規模な音楽ホールを設置し、地域の住民が「見て・感じて・楽しめる」空間を提供することを目指しています。
プロジェクトの概要
「ここから未来プロジェクト推進協議会準備会」では、元JUDY AND MARYの五十嵐公太氏が会長を務め、この取り組みを進めています。令和6年7月には準備会が発足し、地域全体を巻き込んだイベントを計画しています。ステージを設立することで、誰もが参加できる音楽イベントや地域行事を享受できる環境を整えることが喫緊の課題です。
ステージの詳細
新しいステージは、溝口駅前キラリデッキに設置され、11月上旬の設置を目指しています。ステージ面積は47㎡で、国産木材を用いて建設されます。イベントの実施にあたっては、地域住民が快適に利用できるように、安全の確保や利用規則の策定などにも力を入れていくとのことです。
フェスティバルの開催
市制100周年の来たる11月9日と10日には、「ここから未来フェスタ in みぞのくち」が開催される予定です。このフェスティバルでは、地元のアーティストやダンスパフォーマーが参加し、幅広い世代のお客様に楽しんでもらえる音楽とダンスのイベントが展開されます。
クラウドファンディングの実施
このプロジェクトを継続的に支えていくために、クラウドファンディングも立ち上げています。プロジェクトの運営費用を募るこのキャンペーンでは、100万円を目指し、さらなる支援を希望しています。特典としてオリジナルグッズや五十嵐公太氏の特別レッスンチケットも用意されています。
今後の展望
今後は、地域団体や地元企業と連携しながら、ステージの利用促進や新たな地域のランドマークとしての定期イベントの企画を進めていく予定です。また、令和7年度中には正式な「ここから未来プロジェクト推進協議会」が発足し、ステージの維持管理や一般利用を行っていきます。
溝口駅前キラリデッキのリニューアル
さらに、今回のプロジェクトに合わせて、溝口駅前のキラリデッキもリニューアルされる予定です。視覚的にも楽しめる植栽や、くつろげるベンチを設置し、訪れる人々が安心して過ごせる空間を作り上げていきます。
これからの川崎へ
「ここから未来プロジェクト」は、川崎市の未来を見据えた計画であり、これからの100年に向けて市民が誇りを持てるような地域の形成に寄与することが期待されています。アートや音楽がつなぐ地域コミュニティとして、新しい川崎を生み出すための一歩と言えるでしょう。