生産計画革新
2025-04-02 10:40:54

AIを活用した生産計画革新サービス「最適ワークス」が誕生

生産計画DXサービス『最適ワークス』の新たな展開



株式会社スカイディスクが、ホンダトレーディングとの協業を発表しました。両社の提携は、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する新しい一歩を踏み出すものです。スカイディスクが開発したAI搭載の生産計画DXサービス『最適ワークス』を活用し、鉄鋼事業部における取り組みを通じて新しい価値を創造することを目指します。この取り組みは、製造業が抱えるさまざまな課題を解決するために重要な役割を果たすことでしょう。

生産計画の課題と『最適ワークス』の役割



現在、製造業は熟練工の引退や若手人材の不足、急速なデジタル化といった様々な課題に直面しています。これらの問題を単なる人手不足の解消にとどめず、製造業の次の在り方を再定義する機会に変えることこそが求められています。スカイディスクは、『最適ワークス』により生産計画の最適化を実現し、設備稼働の可視化を通じて人員配置や在庫管理の効率化を図っています。

製造業というのは、一つの工場内に収まらない広大なサプライチェーンから構成されており、完成品メーカーと部品メーカーが連携して初めて価値を提供できます。今のサプライチェーンでは、どの部品がどの段階にあり、いつ提供されるのか、適切なサプライヤーを見つけ出すのは非常に困難です。スカイディスクは、こうした課題を解決するために『最適ワークス』を活用し、ホンダトレーディングとの協力によりサプライチェーンの可視化と最適化を進めていきます。

協業の第一歩:ホンダトレーディングでの実証実験



今回の取り組みの第一弾として、ホンダトレーディングの海外拠点での実証実験が予定されています。この実証実験では、現地の製造拠点に『最適ワークス』を導入し、生産管理体制の強化を図ります。同時に、サプライチェーン全体の最適化を進め、現場の状況把握や情報の共有が一層円滑に進むことが期待されています。

具体的には、生産管理部門と現場製造部門のコミュニケーションの改善が進むことで、どの製品を何個、いつまでに製造すべきかが明確になります。この情報は、生産効率の向上や残業時間の削減に直結することでしょう。

また、行われる実証実験は海外拠点での展開を視野に入れており、日系企業が増える海外市場においても『最適ワークス』の効果の検証が期待されます。

『最適ワークス』の特徴と将来展望



『最適ワークス』はAIとSaaSを活用した、生産計画自動立案システムです。オーダー情報を基にAIが迅速に設備稼働や人員配置の計画を立案します。2022年4月のリリース以来、150社以上といった多様な企業に導入され、生産計画の効率化、納期遵守、品質担保、在庫管理の最適化に寄与しています。また、独自開発したエンジンにより、計画立案の手間を大幅に削減し、企業がDXを進めるためのスモールスタートを実現しました。

今後もスカイディスクは『最適ワークス』を用いて製造業のDX推進を支援し、持続的な成長を図るためのさらなる取り組みを進めていく予定です。私たちの未来の製造業を導く新しいサービスとなることでしょう。

企業情報



株式会社スカイディスク
  • - 設立:2013年10月1日
  • - 所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
  • - サイト:スカイディスク公式

株式会社ホンダトレーディング


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会社情報

会社名
株式会社スカイディスク
住所
福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6赤坂プライムビル4F
電話番号
092-738-1331

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