株式会社サラダクラブは、広島県三原市にある直営工場の三原工場に太陽光パネルを導入し、2024年6月から本格稼働を開始しました。
今回導入された太陽光パネルは384枚で、工場の総電気使用量の約10%をまかなうことができ、年間約113.5トンのCO₂排出量削減に貢献するとされています。
サラダクラブは、キユーピーグループの経営方針である「社会・地球環境への貢献」をスローガンに掲げ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を参考に、サステナビリティに関する取り組みを強化しています。
その取り組みのひとつとして、三原工場は、2023年3月から太陽光パネルを導入し稼働している遠州工場(静岡県周智郡)に続き、2か所目の太陽光パネル導入となります。
サラダクラブは、今後もサステナビリティに関する取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくとしています。
サラダクラブの取り組み
サラダクラブは、サステナビリティへの取り組みとして、以下の項目を重点課題として掲げています。
食と健康への貢献
資源の有効活用・循環
気候変動への対応
人権の尊重
産業と技術革新の基盤
持続可能な調達
これらの課題解決に向けて、サラダクラブは、パッケージの薄肉化やトレーの軽量化、省エネ設備の導入、工場近郊の産地からの供給体制構築など、様々な取り組みを行っています。
サラダクラブについて
サラダクラブは、キユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により1999年に設立されました。野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。
パッケージサラダ市場で国内最大のシェア(金額)を誇り、販売店舗数は17,995店(2023年11月現在)となっています。
サラダクラブの直営工場
サラダクラブは、国内に7つの直営工場を持ち、野菜の受け入れから加工、充填・包装まで、徹底した品質管理を行っています。2016年には全工場で国際的な食品安全マネジメントの認証規格であるFSSC22000を取得しています。
サラダクラブの直営工場一覧
五霞工場(茨城県猿島郡五霞町)
中河原工場(東京都府中市)
遠州工場(静岡県周智郡森町)
伊丹工場(兵庫県伊丹市)
真庭工場(岡山県真庭市)
三原工場(広島県三原市)
鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)
サステナビリティへの取り組み
サラダクラブは、サステナビリティへの取り組みとして、産地からご家庭までのフードロスを低減するための様々な取り組みを行っています。
産地との安定的な取引や増量企画を通じた、持続的な生産体制の維持や産地廃棄の削減
工場内で発生した野菜の未利用部を堆肥の材料にし、それをもとに作られた堆肥を使用して野菜の栽培を行う循環型農業の実現
パッケージサラダの鮮度保持延長の実現により、ご家庭・販売店での消費期限切れに伴う廃棄の低減
これらの取り組みを通じて、サラダクラブは、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指しています。