H.モーザー社が贈る新たな名品
H.モーザー社が2月29日という特別な日に、永久カレンダー機構を搭載した最新の限定モデルを発表しました。この「エンデバー・パーペチュアルカレンダー コンセプト ファンキーブルー」は、時計製造の歴史的背景を意識しながらも、現代的な感性が反映された美しいデザインに仕上がっています。
シンプルさの中に潜む複雑さ
この新モデルは、「シンプルさ」を追求した外観が特徴ですが、その裏側には精巧なムーブメントが搭載されています。手巻きキャリバーHMC 341は約7日間のパワーリザーブを特徴としており、いつでも日付の調整が可能です。特に、閏年の今年は、2月29日から3月1日への日付変更を楽しむことができる貴重な機会になるでしょう。
限定生産と特別な素材
さらに注目すべき点は、このモデルがステンレススチールで製造され、限定10本のみの販売となることです。デザイン的には、スカイブルーのフュメダイヤルが特徴で、インデックス、ロゴ、さらにはスモールセコンドやパワーリザーブ表示といった要素が取り除かれています。スカイブルーのダイヤルの上には、リーフ型の時針と分針、センターには月を表示する矢印型針が配置されています。この独特な針のデザインにより、月の状態が一目でわかる仕組みが生まれています。
高級感あふれるストラップ
さらに、H.モーザー社はこの時計にベージュのクーズー製レザーストラップを採用し、ファンキーブルーカラーとの組み合わせにより、従来のクラシック時計とは一線を画す斬新な印象を与えています。
仕様と特徴
- - モデル名: エンデバー・パーペチュアルカレンダー コンセプト ファンキーブルー
- - 参考番号: 1341-1200
- - ケース: ステンレススチール(3パーツ構成)、直径40.8mm、厚さ11.1mm
- - ダイヤル: サンバースト仕上げのスカイブルー フュメダイヤル
- - ムーブメント: 自社製手巻きキャリバーHMC 341
- - ストラップ: ベージュクーズーのレザーストラップ
このモデルは、技術的な革新とデザインの美しさを兼ね備えており、日常の装飾品としてだけでなく、コレクターアイテムとしても十分な価値を持っています。限定生産のため、欲しい方はお早めに入手することをお勧めします。製品発表は2016年のバーゼルワールドで行われる予定です。
H.モーザー社は、時計製造における本質的なものづくりの精神を大切にし、市場に新たな価値を提案しています。未来の名品がここに誕生したことを、皆さんもぜひ感じてみてください。