経団連主催の観光インターンシップ研修で学生が新たな提案

経団連主催の観光インターンシップ研修

経団連が主催する観光インターンシップ研修が、2025年8月6日から22日の期間に株式会社グリーンズの協力のもと実施されました。本研修は、「高度観光人材」の育成を目的とし、大学と企業が連携する形で行われました。経団連のこのプログラムは、観光産業の拡大を図り、地域の活性化に寄与することを狙いとしています。

今回は、2つの大学からの参加者が集まり、合計で3名の学生が本研修に参加しました。研修内容は多岐にわたり、グリーンズが運営するホテルの見学や接客体験を通じた実践的な学びが中心でした。加えて、三重県四日市市にある本社および東京都中央区の東京オフィスでの講義も行われ、最終的には企画資料を作成し、プレゼンテーションを行うという形で学びを深めていきます。

最終日には本社での課題発表会があり、参加した学生は「中期経営計画の経営目標達成に向けた新しいホテル・事業の提案」というテーマについて、個々にプレゼンテーションを行いました。それぞれの提案は自由な発想から生まれ、グリーンズにとっても新たな視点や気づきを得る貴重な機会となりました。

村木雄哉社長のコメント

今回の研修について、株式会社グリーンズの代表取締役社長である村木雄哉氏は、「学生たちの提案には新たな視点や発見が満載で、深く感動した」と述べています。また、企業の経営ビジョン「TRY！NEXTJOURNEY～新たな旅に踏み出そう～」のもと、変化を前向きに受け入れ、その中で楽しむ力を育みたいとの思いを語りました。

彼は、社会の変化に柔軟に対応し、多様な分野に興味を持ち、挑戦する心を養うことで、より良い社会を作ることができると信じています。また、人とのつながりや地域との交流を大切にし、多様な場面で好奇心を活かしていくことが大事であると強調しました。今回のプログラムを経て、参加した学生がさらに活躍していくことを祈ると述べています。

株式会社グリーンズの取り組み

株式会社グリーンズは、46ヵ国以上、7,500軒以上のホテルを運営する「チョイスブランド」と、60年以上の運営実績を持つ「オリジナルブランド」を展開しています。中間料金帯のホテルチェーンとして唯一全国展開に成功しており、企業理念として「TRY！NEXTJOURNEY～新たな旅に踏み出そう～」を掲げています。

同社は2030年に向けたCSR宣言を行い、「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指しています。地域社会への奉仕や貢献を企業目的の一つとし、地域に密着した活動や環境保護に関する取り組みを推進しています。また、企業の社会的責任を果たし、地域からの信頼を更に強化するために、持続可能な開発目標（SDGs）の実現に向けた活動を行っています。

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