キッチハイクが描く未来の姿
地域価値の向上を目指す株式会社キッチハイクが、追加の資金調達を完了させました。この資金調達は、池田泉州キャピタル株式会社の新たな参画により実現したもので、より強固な地域連携と事業の拡充が期待されています。キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」というミッションのもと、地域が持つ本来の魅力を最大限に引き出す事業を展開しています。
現在、同社は「第二創業期」と位置づけ、地域に密着した事業を展開しながら、未来に向けて大きな挑戦をしています。 そんな中で、「人生を謳歌する」新メンバーの募集も行っており、これからの成長を共にする仲間を求めています。
資金調達の背景
キッチハイクの主力事業の一つには、「保育園留学」があります。これは、1~2週間、親子で特定の地域に滞在しながら、子どもが保育園に通うという新しい形の育児体験です。このプログラムによって、子どもたちは自然豊かな環境に触れ、心身の成長を促すことができます。また、親はリモートワークをしながら地域と密接に関わることができ、地域活性化へとつなげる役割を果たします。
同事業は2021年から北海道厚沢部町にてスタートし、すでに日本全国約50の地域に拡大しています。2025年3月までには、約6,000人の子どもと2,000の家庭がこのプログラムを体験したとのことです。これらの経験を生かし、キッチハイクは今後も地域の皆さんとの連携を強化し、持続可能な地域づくりを共に進めていくことを目指しています。
参加企業のコメント
今回の資金調達に参加した池田泉州キャピタル株式会社の代表は、キッチハイクの「保育園留学」が提供する子育て支援について高く評価しています。子どもたちの成長を支援すると共に、地域と育児世帯の絆を深めるためのソリューションとして、大きな期待を寄せています。少子化が進行する中での地域経済の持続可能性に寄与するビジョンに共感し、今回の出資に至ったとのことです。
未来に向けたさらなる展望
キッチハイクは「保育園留学」に留まらず、地域創生に繋がる様々なプロジェクトを推進しています。例えば、「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」では、日本各地の特産品を贈るギフトサービスを展開しており、地域の魅力を全国に発信しています。このサービスは、出荷元の地域事業者に新たな売上機会を提供し、地域の食文化を再発見する手助けにもなっています。
さらに、地域の問題解決を図るために、地域の自治体との連携を強化し、様々な研究を通じて新たなビジョンを描いている「こどもと地域の未来総研」を運営しています。
このように、キッチハイクは地域の課題解決に積極的に取り組みながら、未来の子どもたちと地域の活性化を図っています。今後の事業展開に目が離せません。
採用情報
現在、キッチハイクでは事業開発やブランドプロデュースなど多様な職種で新メンバーを募集中です。地域や社会に貢献したい方々の応募を心より歓迎します。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
キッチハイクは、地域の価値を高めるためのさまざまな取り組みを行い、未来を創出する仲間を募っています。地域と共に成長する素晴らしい機会があるこの時期、多くの方々の参加をお待ちしております。