上司への不満と働き方
2020-07-14 14:01:18
コロナ禍における上司への不満と新しい働き方の必要性
コロナ禍における上司への不満と新しい働き方の必要性
新型コロナウイルスの影響で、働き方は急速に変わりつつあります。その中で、上司への不満が高まっていることが調査によって明らかになりました。特に、テレワークの導入やオンライン会議の増加によって、予想以上の負担が部下にかかっていることがさまざまな形で表れてきています。これらの状況は、今後の働き方改革において重大な鍵を握る要因となりそうです。
テレワーク導入による影響
ビジネスアシストパートナ株式会社による調査では、コロナ禍での上司への不満を聞いたところ、実に44.5%の回答者が「はい」と答えました。具体的な不満の内容としては、急激なオンライン会議の増加や、オンラインでの業務が増えたことで以前よりも業務時間が長くなったとの声が多く聞かれました。特に、テレワーク開始時には準備が不十分であったり、在宅勤務の説明が不十分だったとの意見も多く見受けられました。
このような状況下では、社員たちのストレス、不満も増加していることは間違いありません。特に、上司宛の不満としては「急にオンライン会議が多くなった」「業務が倍増した」「きちんとした説明がなかった」といった声が挙がっています。
働き方改革の実態
調査では、全体の54.2%が「テレワークの仕組みが確立できていない」と回答しているなど、働き方改革が進んでいない現状も浮き彫りになりました。また、残業が多いという実態は、多くの社員の不満の原因ともなっているようです。「働き方改革ができていない」と感じている社員は全体の54.3%に及び、現行制度に対しての見直しを訴える声が高まっています。
資料作成における困難
さらに、オンライン化が進む中で、資料作成に関する苦労も顕在化しています。資料を1部作成するのに要する時間として、大多数が3時間未満と答える一方で、特にパワーポイントやエクセルの扱いに不安を持っていることも分かりました。これにより、資料作成が残業を引き起こす一因ともなっています。実際に、資料作成を代行してもらいたいという意見も多数寄せられているため、代替手段の必要性が求められています。
失敗エピソードとしては、期限に間に合わず叱責を受けた話や、自分の意図とは異なる資料作成が求められてしまったケースが紹介されました。社員は効率的に業務を進めることができていないのが現状といえるでしょう。
新たな取り組みが必要
このような状況を受け、企業は新しい取り組みを導入し、効率的な働き方へとシフトしていくことが求められます。資料作成代行やテレワーク支援を活用することで、社員の負担を軽減し、効率的で生産的な業務運営が可能となるでしょう。これにより、残業の削減や社員のモチベーション向上にもつながると期待されます。
業務環境を見直し、テレワークやオンライン会議といった新しい手法を取り入れる際は、特に社員とのコミュニケーションやニーズを見逃さないように心掛ける必要があります。働き方改革を進めるためには、今までのやり方に固執せず、柔軟に対応していくことがカギとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ビジネスアシストパートナ株式会社
- 住所
- 東京都世田谷区桜新町2-26-6
- 電話番号
-
070-8408-5469