夢占いとは？有名夢占い師マリィ・プリマヴェラ先生に徹底インタビュー！

夢占いとは？有名夢占い師に学ぶ夢の解釈と向き合い方

近年、注目を集める夢占い。その実態と効果的な解釈方法、そして夢占いとの健全な向き合い方について、著名な夢占い師、マリィ・プリマヴェラ先生へのインタビューを通して探ります。

夢占いの2つのアプローチ

マリィ先生によると、夢占いは大きく2つのアプローチに分類されます。1つはフロイトやユングら心理学者の理論に基づいた心理学的なアプローチ、もう1つは、象徴的な意味を読み解くスピリチュアル的なアプローチです。

心理学的なアプローチでは、夢は潜在意識からのメッセージであり、日々の生活や感情を反映していると考えます。一方、スピリチュアル的なアプローチでは、夢に登場する象徴的な事柄（例えば白い蛇が金運上昇を示すなど）に注目し、それらを手がかりに解釈します。

多くのWebサイトの夢占いは、心理学的なアプローチが中心で、スピリチュアル的な解釈は補足的な役割を果たしていることが多いとのことです。

自分で夢を解釈する方法

では、自分自身で夢を解釈するにはどうすれば良いのでしょうか？マリィ先生は、以下の3ステップを推奨しています。

1. 夢全体の印象を捉える: 夢を見て楽しかったか、悲しかったかなど、全体的な印象をまず把握します。ポジティブな印象であれば吉夢、ネガティブな印象であれば凶夢と大まかに判断できます。

2. 夢の詳細を分析する: 夢の中の行動、登場人物、場所など、様々な要素を洗い出します。その際、特に印象に残った要素を重視することが重要です。全ての要素を網羅しようとすると大変な作業になります。

3. 集合的無意識を考慮する: ユングが提唱した「集合的無意識」という概念も考慮します。これは、人類が共通して持つ潜在意識であり、シャドウ（影の部分）、ペルソナ（表向きの顔）、アニマ（女性性）、アニムス（男性性）、グレートマザー（母性）、オールドワイズマン（父性）といった要素が関わってきます。

これらの要素を踏まえ、印象に残った要素の意味を調べ、それらを統合することで、より深い解釈にたどり着くことができます。

夢占いとの健全な向き合い方

夢占いを「当たる・当たらない」と二分するのではなく、自分の深層心理を探る手がかり、あるいはスピリチュアルなメッセージを受け取る機会と捉えることが重要だとマリィ先生は述べています。夢占いはエンターテインメントとして楽しむこともできますが、それ以上に、自分自身を深く理解するためのツールとなる可能性を秘めているのです。

先生自身の経験談として、亡くなった母親に関する夢を例に挙げ、夢の中の数字や言葉が、現実世界における何らかの出来事を暗示している可能性を示唆しています。