部門を越えたAI活用の潮流
株式会社OpenFashion(東京都港区)は、ファッションとAIを掛け合わせたサービス開発を行っています。そして、同社が手がけた生成AIプラットフォーム「Maison AI」は、現在、株式会社ワールド(神戸市)のデジタル変革を背後で支えています。
最近、OpenFashionは、ワールドでの「Maison AI」の活用事例を集約したホワイトペーパー「Maison AI Booklet Case of WORLD vol.2」を公開しました。これは2025年5月に発表された「Case of WORLD」の続編であり、AIの具体的な実践例を多数紹介しています。
3つの異なる部門におけるAIの実践例
ホワイトペーパーでは、企業コミュニケーション室、事業経営管理室財務・計数管理部、企業戦略室のAI・イニシアティブの3部門に焦点を当て、それぞれがどのようにAIを活用しているかについて詳細に分かりやすく紹介しています。これにより、AIの可能性が様々な業務領域に横断的に広がる様子が伺えます。
1.
企業コミュニケーション室では、決算説明会資料の英語翻訳に「Maison AI」が導入されました。AI導入前は外部委託を含む2週間の作業が必要でしたが、これを5日間に短縮しました。IR専用AIエージェントの「IR翻訳エキスパート」が開発され、特有の表現やトーンが再現されています。また「ワールド社IR資料特化型用語集ジェネレーター」も開発され、特定の用語を辞書化することに成功しました。
2.
事業経営管理室財務・計数管理部においては、年間530件以上の問い合わせを効率化するために「Maison AI」を活用しています。過去のデータを基にマニュアルと結びつけたAIエージェントを構築し、属人化を排除。これにより、担当者のAI活用ハードルが下がり、팀内での業務ノウハウ共有の仕組みも整いました。
3.
企業戦略室AI・イニシアティブは、新設された専門組織で、全社的なAI戦略を策定しています。ファッション業界の背景を持つ室長の上條千恵氏やIT専門家の長谷川淳氏が率いており、職種別・役職別の研修や新しい技術への迅速対応を推進しています。全社員がAIを使いこなせる環境を目指しています。
AI活用の未来
今回の事例集を通じて明らかになった点は、AIが企業内の業務をどのように変革しているか、またその再現性です。ファッション業界におけるデジタル変革や効率化、さらには企業コミュニケーションの改善など、AIの導入が多岐にわたる可能性を秘めています。
さらに、OpenFashion自体が提供する「Maison AI」は、ファッション、インテリア、雑貨のクリエイティブ業界に特化した生成AIプラットフォームです。最新のAI技術を駆使して効率的な業務推進を行い、新規事業の創出など様々なニーズに応じたサービスを提供しています。
株式会社OpenFashionの概要
- - 会社名: 株式会社OpenFashion
- - 所在地: 東京都港区北青山3-5-1ワールド北青山ビル12階
- - 代表者: CEO 上田徹
- - 公式サイト: OpenFashion
なお、ホワイトペーパー「Case of WORLD vol.2」は、
こちらからダウンロードできます。AIを使ったファッション業界の未来が楽しみです。