厚岸町の新しいふるさと納税返礼品『オイスターチャウダー』
北海道厚岸町は、名物の牡蠣を使用した新しいふるさと納税返礼品『オイスターチャウダー』のパッケージデザイン公募を行い、最優秀賞を発表しました。最優秀賞に選ばれたのは、札幌市に住む会社員の青木志保さんで、自ら描いたイラストが多くの応募の中から選ばれました。
公募と最優秀賞の発表
昨年11月27日から12月22日までの期間、厚岸町の新返礼品である『オイスターチャウダー』のパッケージデザインを全国から募集しました。応募総数は12作品に及び、厳正な審査を経て、青木さんの作品が最優秀賞に選出されました。デザインには、厚岸町の特産品である牡蠣と牛乳の魅力を強調する要素が盛り込まれています。
青木さんは、デザイン制作に際し、オイスターチャウダーの温かみや親しみやすさを意識しており、牡蠣と牛のイラストを巧みに組み合わせることで、地元の魅力を表現しました。受賞の際には「この度は私のデザインを選んでくださりありがとうございます」とコメントを寄せました。副賞として、オイスターチャウダー6パックとAmazonギフトカードも贈られる予定です。
商品の開発背景
『オイスターチャウダー』はレッドホースコーポレーションが地域創生を目的に厚岸町の名産品を活かして商品開発を行った結果、誕生しました。厚岸町は「牡蠣のまち」として知られていますが、加工品が少なかったため、新たな商品の開発が求められていました。今回のプロジェクトを通じて、青木さんのデザインがパッケージに反映され、厚岸町の新たな地場産品として位置付けられています。
パッケージデザインの評価
審査を担当した大谷拓執行役員は、全体的に柔らかな色合いでまとめられており、牡蠣と牛乳のクリーミーさが良く表現されていると評価しました。また、厚岸町産の素材を使っている点も高く評価され、多くの消費者に愛されるデザインであると判断されました。
今後の展開
厚岸町の『オイスターチャウダー』は、今春に返礼品としてふるさと納税に登録される予定で、町内や近隣エリアの販売所、さらにはECサイトでも販売される見込みです。青木さんのデザインを基に、商品のパッケージも進化し、新たな地場産品として地域活性化に貢献することを目的としています。
まとめ
北海道厚岸町の魅力を再発見できる『オイスターチャウダー』は、地域の特色を生かした新しい商品です。青木さんの個性的なデザインが施されたパッケージは、商品に温かみを与え、今後多くの人々に愛されることでしょう。