女性専用車両「クローバー」の新たな導入
アサヒロジスティクス株式会社では、女性ドライバーがより快適に働けるよう、社内11台目となる女性専用車両「クローバー」を導入しました。このプロジェクトは、女性の働きやすい環境を作ることを目指し、2019年12月から始まった「クローバープロジェクト」の一環です。
クローバーの特徴
「クローバー」は、次のような特長を持っています。まず、製品名にちなんだデザインが取り入れられています。さらに、運転席にはカーテンが装備され、プライバシーを保護しつつ快適な空間が確保されています。
また、女性ドライバーの身長に配慮し、商品が庫内で移動しないように固定するためのラッシングベルトやゴムバンドの収納フックを、通常よりも低い位置に設置。これにより、車両内での作業がよりスムーズに行えるよう工夫されています。
車両の概要
今回導入された「クローバー」は、埼玉県草加市のアサヒロジスティクス草加チルド物流センターで納車されました。車両は4トンワイド冷凍冷蔵車で、いすゞフォワードがベースとなっています。冷凍・冷蔵機能を持つことで、食品を扱う物流業務において重要な役割を果たします。
導入の背景
「クローバーチーム」では、女性ドライバーが快適に作業できる環境作りに注力しています。これまでにも、女性の意見を取り入れた改善が行われており、2020年3月には初の女性専用トラックが誕生しました。その後も、導入拠点の業務に応じた車両の形態や装備の見直しが続けられています。
ドライバーの声
「クローバー」の導入により、女性ドライバーたちはさらなる快適性を実感しています。「働きやすいトラックがあることで、より多くの女性がドライバーの職業に興味を持ってくれるのでは」との声が上がっています。実際に「クローバー」を利用する女性ドライバーからは、プライバシーが保たれる独自のデザインが好評で、トラックでの作業が楽しくなったという意見も寄せられています。
今後の展望
アサヒロジスティクスでは、今後も女性ドライバーが働きやすい環境を提供する取り組みを続け、全てのドライバーに快適な職場環境を提供していく方針です。今後の「クローバープロジェクト」にも期待が高まります。
この取り組みが、女性ドライバーたちにさらに多くのチャンスを与え、物流業界全体の活性化にも繋がることを願っています。