京セラ美術館再開!
2020-06-12 11:30:54
京都市京セラ美術館がリニューアルオープン!新たな文化のハブへ
京都市京セラ美術館、リニューアルオープン
2020年6月19日、京都市京セラ美術館が約3年に及ぶ改修を経てついにリニューアルオープンを果たす。この公立美術館は、日本で最も古い美術館の一つであり、1933年に開館以来、長きにわたり京都市民や観光客に愛されてきた。リニューアルオープンに伴い、門川市長と青木館長からのメッセージも寄せられ、新しい美術館のビジョンが語られた。
歴史ある美術館の新たな姿
京都市京セラ美術館は、耐震性の向上や展示スペースの拡大を目的に2017年4月から改修工事を行ってきた。新型コロナウイルスの影響でオープンが延期される中、感染防止対策を徹底しながら2020年6月19日から、京都府外に住む人々の入館を開始する運びとなった。新たに設けられた入館予約制度や体温チェック、消毒などの対策が実施され、安心して訪れることができる環境が整えられている。
新たな文化の発信地へ
美術館のリニューアルに際して、門川市長は「文化の都」としての役割を再認識し、文化芸術の重要性を強調した。青木館長は、オフラインとオンラインを融合させた新しい美術館の在り方について話し、日常の中で芸術を楽しみ、交流する場を目指すという願いを明かした。これからの美術館は、これまで以上に一般の人々の生活に根ざした存在となる。
予約制入館と展示情報
リニューアルオープンに伴い、入館は事前予約制となり、初日は特に多数の来館者が見込まれる。入館予約は、ホームページや電話で受け付けており、定員は1時間ごとに75名となっている。展示内容には、「杉本博司 瑠璃の浄土」や「京都の美術 250年の夢 最初の一歩」が含まれ、様々なジャンルのアートを楽しむことができる。
新しい美術館の魅力
新館「東山キューブ」では現代アートに対応した展示が行われ、コレクションルームでは京都画壇の作品が展示される。広範な文化交流の場として、地域のアーティストやクリエイターの作品を支援する「ザ・トライアングル」も新たに設けられ、様々な年齢層やバックグラウンドを持つ人々が集まるハブの役割を果たすことが期待されている。
最後に
京都市京セラ美術館のリニューアルオープンは、ただの建物の改修ではなく、京都の文化の象徴としての新たなスタートでもある。これまで以上に多くの人々に愛され、利用される美術館となり、文化の発信地としての役割を果たしていくことが期待される。新しい生活様式の中で、この美術館がどのように進化し、地域に根を下ろしていくのか、今後の展開が楽しみだ。
会社情報
- 会社名
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京都市
- 住所
- 京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
- 電話番号
-
075-222-3094