パーソル、キャリア教育を227数千人に無償提供
パーソルホールディングス株式会社が2018年より、全国の小学校・中学校向けに提供しているキャリア教育プログラム「“はたらく”を考えるワークショップ」が、実施回数1,000回を突破しました。この取り組みは、仕事についての理解を深め、子どもたちが主体的にキャリアを考える力を養うことを目的としています。特に、多様な選択肢や「はたらく」意味について早期に触れることが重要視されています。
無償で提供する意義
このプログラムは小学4年生から中学3年生を対象にし、パーソルグループのキャリアアドバイザーが講師を務めています。授業を通じて、自らのキャリアについて考え、周囲との関係を築く力を育むことが求められています。これまでに、481校、52,300名以上の生徒が参加しており、国の教育目標とも整合性がある事業として評価されています。
さらに、2021年には経済産業省から「キャリア教育アワード」の優秀賞を受賞し、2024年には文部科学省より青少年の体験活動推進企業表彰の優秀賞も獲得しました。このような表彰は、プログラムの有効性を証明するものです。
向き合う姿勢
パーソルグループのFR推進室の室長、竜田遼氏は「“はたらく”を考えるワークショップは、単なる仕事の紹介ではなく、子どもたちが自分自身の価値観や目標を見つけるためのきっかけを提供するプログラムです」と述べています。彼の言葉からは、子どもたちが主体的に考え、選択することの重要性が伝わります。1,000回の実施は、現場での取り組みがあったからこそ実現した成果であり、学校関係者や参加した子どもたちの支えあってこその結果です。
共育の理念
また、この活動は「共育」の考え方に基づいています。大人が学び成長する過程を通じて、子どもたちも自己形成の一環として会社や社会との関係を築いていくことが期待されています。パーソルは、教育の場を単なる学びの場だけでなく、成長の場として提供し続けることに力を入れています。
地域貢献と将来へのビジョン
今後は、教育プログラムのさらなる進化を目指し、地域のニーズに応じたカスタマイズを強化していきます。子どもたちと大人が共に育つ環境を整え、「はたらいて、笑おう。」というビジョンの実現に向けて取り組んでいく予定です。
パーソルグループは、2030年までに100万人のより良い“はたらく機会”を創出することを目指しています。これまでの取り組みを基に、さらに多様な事業展開を行い、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」としての姿勢を貫いていくことでしょう。詳細については、
パーソルグループの公式サイトをご覧ください。