奈良の靴下がトルコ・シリア大地震の支援に！チャリティソックス販売開始

奈良の靴下が支援の輪を広げる

奈良県大和高田市に本拠を置く株式会社西垣は、2023年2月に発生したトルコ・シリア大地震の復興支援活動を目的としたチャリティソックスの販売を開始しました。このプロジェクトは、被災地への支援の意義を多くの人々に知ってもらうために企画されました。

チャリティソックスの販売概要

販売されるチャリティソックスは一足1,500円（税込）で、そのうち750円が国連のUNHCR協会の「トルコ・シリア大地震緊急募金」に寄付されます。特に心温まるのは、寄付金の集計や送金の報告が随時公式サイトにて行われる点です。販売は2023年5月8日から8月16日までの期間に行われ、集まった寄付金は9月に送金される予定です。

大地震からの学び

2023年2月6日、トルコ南東部で発生した地震は1,700棟以上のビルを倒壊させ、多くの人々が避難を余儀なくされています。この惨状を見て、創業以来靴下製造を行っている西垣は、自社ブランド「With Knit」の立ち上げに際して、自分たちも何か力になりたいという思いを強くしました。「あの時、我々が受けた辛い思いを、自分たちの力で少しでも和らげることができたら」という願いから、このチャリティソックスの販売が始まりました。

デザインとサイズ

チャリティソックスには、両足のかかと部分にトルコおよびシリアの国旗をデザインしています。配色にも国旗のイメージを反映させ、カジュアルかつおしゃれに仕上げました。サイズは23センチから26センチと幅広く、ユニセックス仕様となっているため、誰でも気軽に履けるスタイルです。これを履くことで、家族や友人との会話のきっかけになり、SNSでの情報発信に繋がることを期待しています。

自社ブランド「With Knit」の理念

西垣は、靴下製造のOEM工場として1953年に設立され、今まで多様なニーズに応えてきました。今後も「With Knit」という自社ブランドを通じて、「人々のライフスタイルに寄り添う靴下」というビジョンを持ち続け、高品質な商品を提供していきます。例えば、肌に優しい「裏返しオーガニックコットンソックス」や保湿効果のある「アロエとシルクの保湿ソックス」など、頑丈で快適な履き心地を目指しています。

支援の意義を広げていく

西垣は、チャリティソックスを通じて、トルコ・シリアの人々への想いを形にしたいと考えています。靴下を一足購入することで、ただのファッションアイテム以上の意義が生まれ、それを履く人々がさらに支援の輪を広げていくことを願っています。また、今後も継続的にこのような活動を続け、製品面でも社会貢献を果たすことを目指しています。