世界巡回展『Detour Osaka』が大阪で開幕
2025年の大阪・関西万博イタリア館にて、MoleskineとMoleskine Foundationによる世界巡回展『Detour Osaka』が、2025年7月31日から8月23日までの期間で開催されます。本展は、日本とイタリアのクリエイターに焦点を当て、68名のアーティストによる多彩な作品が一堂に集結することが大きな魅力です。
参加アーティストのご紹介
この展覧会には、日本やイタリアを代表する著名なクリエイターたちが参加します。日本からは、建築家の伊東豊雄や隈研吾、デザイナーの佐藤オオキ、さらには現代美術家の妹島和世などが名を連ねています。一方、イタリアからは、マッシミリアーノ・フクサスやフラヴィオ・アルバネーゼといった著名なアーティストたちが展示に参加し、さまざまな視点からクリエイティビティを表現します。
加えて、大阪にゆかりのあるアーティストたちの作品も展示され、地域社会とのつながりを大切にしている本展のテーマが強調されています。これには、パフォーミングアートの塩田千春や、デザイナーのコシノジュンコ、グラフィックアーティストのVERDY、京藍染師の松崎陸、さらには蜷川実花 (写真家・映画監督) の作品も含まれ、幅広いジャンルの表現が行われます。
『Unleash Your Genius』プロジェクト
さらに、本展では、大阪芸術大学との共同プロジェクト『Unleash Your Genius』の受賞作品も見ることができます。このプロジェクトは、モレスキンが掲げる「才能を解き放つ」という理念に基づき、学生たちが自由に表現したアートコンペティションです。2025年前期のデザインプロジェクト授業を経て、最優秀賞には陰下瑞生さん、優秀賞には岩崎楓さんと浦上夏奈さんの作品が選ばれ、博覧会会場で展示される予定です。他の受賞作品も全国のモレスキン直営店での巡回展示が計画されており、アートを身近に楽しむ機会も提供されます。
創造性と社会的インパクト
『Detour』というタイトルには、モレスキンノートブックというシンプルなツールを通じて個々の創造性を引き出すという意図が込められています。この展覧会では、日常的な「紙に書く」という行為に秘められた創造的可能性を感じられるような構成となっています。思考を深め、自己と向き合うことであり、社会とのつながりを育むためのきっかけとして、本展は多くの訪問者に新たな視点を提供してくれることでしょう。
開催情報
- - 会場: 2025大阪・関西万博 イタリア館 〒554-0044 大阪府大阪市此花区夢洲東1丁目
- - 期間: 2025年7月31日(木)~8月23日(土)
- - 営業時間: 9AM-10PM
この展覧会で、さまざまなクリエイターの作品を通じて、創造性がもたらす可能性を垣間見てみてはいかがでしょうか。私たちの想像力とその社会への影響について、ぜひ感じてください。