電通ジャパンと仙台市の提携
2025-11-20 16:21:22

電通ジャパンが仙台市とニューロダイバージェント人材の活躍推進で提携

電通ジャパンと仙台市が連携協定を締結



電通ジャパンは2025年11月20日、宮城県仙台市との間で、ニューロダイバージェント人材の活躍を促進するための連携協定を結びました。この協定により、仙台市は「ダイバーシティまちづくり」を進め、地域社会での多様性を尊重する環境を整備していきます。

1. 連携の背景



電通ジャパンは11月1日に東北大学と共に「dentsu Japan×東北大学 ダイバーシティワークモデル共創研究所」を設立しており、地域社会でのニューロダイバージェント人材の能力を最大限に発揮させることが急務です。仙台市は、全ての市民が自分らしく輝けるような環境作りを進めており、今回の協定はその一環となっています。

2. ニューロダイバージェント人材とは



ニューロダイバージェント人材は、脳の特性が平均と異なるASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)を持つ方々を指します。この考え方は、これらの特性を「障害」と見なすのではなく、「多様性」として受け入れ、社会全体で支援することを目指しています。

3. 協定による取り組み



今回の協定を通じて、電通ジャパンと仙台市は相互に協力し、以下の5つの項目を中心に活動を進めていく予定です:

1. 情報収集


地域企業におけるニューロダイバージェント人材の雇用実態や、働きやすい環境づくりに関する調査やヒアリングを行います。

2. 関係構築


地域の障害福祉団体やNPOとの連携を強化し、当事者との関係構築を促進します。

3. 実証実験の実施


共創研究所での知見を基に、仙台市内でニューロダイバージェント人材の能力を引き出すための実証実験を行います。

4. 産学官民の連携


「仙台市×東北大学スマートフロンティア協議会」の活動に参加し、共同研究などを進めることにも努めます。

5. その他の必要な事項


本協定の目的を達成するために必要と認められる事柄についても協議の上、取り組む予定です。

4. まとめ



dentsu Japanは、効果的なワークモデルの策定を進める一方で、地域企業と連携しながら、さらなる検証と実験を行い、最終的には AIやテクノロジーを活用して、多様な特性を持つ人々が能力を発揮できる環境を築いていくことを目指します。これにより、包摂的な社会の実現に寄与し、すべての人が成長の機会を享受できるようになります。地域と組織が連携することで、より良い未来へとつながる可能性が生まれます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
電通グループ
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。