話題作『蛍火艶夜』、心を揺さぶる完結篇を12月に発売！

反響を呼んだ話題作『蛍火艶夜』がついに完結

日本のBLジャンルに新たな風を吹き込んだ漫画『蛍火艶夜』。この作品は、2022年の先行配信以来、数多くの読者から支持を受けてきました。それもそのはず、作品の魅力はそのストーリーだけでなく、読者の心を掴む独特な描写にあります。「心の調子が良い時じゃないと読めない」という声や、「辛いのに何度も繰り返し読んでしまう」という感想が寄せられるのも頷けます。

待望の完結編が登場

そして、2024年12月9日、待望の下巻が発売されることが決定しました。通常版と電子コミックス限定の「うす消し特装版」が同日に発売され、特装版には特別な加工が施された本編や貴重な資料が収録されています。

通常版には、連載版の7～13話に加え、描き下ろしの4編も含まれており、読み応え満点です。この下巻では特に、特攻隊という厳しい状況を背景にした男性たちの愛と葛藤が深く描かれています。

特装版と特典情報

特装版は通常版にさらなる付加価値を加えています。本編のほか、7～9話の下書きや未写植原稿、カラーイラストなど豪華な内容が収められています。この機会にしか手に入らない貴重な一冊となるでしょう。

また、コミックシーモアでは描き下ろしイラスト特典が用意されており、アニメイト、ホーリンラブブックス、メロンブックスなどの書店でも既存の特典が用意されています。特典の詳細は各書店に問い合わせることが必要です。

魅力的なストーリーとキャラクターたち

本作『蛍火艶夜』の物語は、第二次世界大戦末期の日本を舞台にしています。特攻隊という厳しい状況を生き抜く男性たちの姿が描かれ、彼らの友情や愛情が織りなすドラマに心が揺さぶられます。特に主人公の坂ノ上庚二少佐は、真面目でありながら繊細な心を持つキャラクターで、彼の目線から物語が進行することで、より深い感情移入を可能にしています。

「あの時の貴様は本当に綺麗だった」といったセリフからも感じられる甘美で切ない過去の思い出が、読者の心を掴んで離さないポイントです。濃厚な筆致で描かれた本作の世界観は、単なるBL作品に留まらず、多くの人に感情を伝える力を持っています。