シリアルキラー展2
2017-05-22 10:30:04

凶悪な連続殺人鬼のアートを巡る「シリアルキラー展2」開催中の銀座

銀座で開催中の「シリアルキラー展2」



東京・銀座に位置するヴァニラ画廊では、連続殺人犯たちのアート作品や資料を集めた「シリアルキラー展2」が現在行われています。本展示は、凶悪な犯罪者たちの内面を探る貴重な機会として、多くの注目を集めています。

展覧会は前期と後期に分かれており、それぞれ異なる約40名のシリアルキラーの作品が紹介されます。前期は5月11日から6月11日、後期は6月13日から7月17日までの開催です。この展示では、第一回目に入ることのできなかった貴重な作品も多く公開され、観覧者はそれぞれの犯罪者に焦点を当てた深いストーリーを体験できます。

アート作品の背後にある物語



展示されているのは、凶恶な行為を実行した殺人犯たちのセルフポートレートや手紙、様々な資料です。これらの作品は、観覧者にその犯罪者たちの心の深淵を覗かせるような緊張感、無常感を持っています。中でも、最凶のピエロとして知られるジョン・ウェイン・ゲイシーや、ナイトストーカーことリチャード・ラミレスの作品には、特に強烈な印象が残ります。

展示の内容は、犯行の詳細や裁判を通じて、各殺人犯の生い立ちとその後の人生にいたるまで深く掘り下げています。これにより、単なる凶悪な犯罪者というだけではなく、彼らの背景にある複雑な心理や環境がより鮮明に映し出されます。

特別なパンフレットと寄稿者の言葉



入場者には前期・後期それぞれのパンフレットが配布されます。前期では東洋大学の桐生正幸教授や推理作家の折原一氏による寄稿文が収録され、後期には福岡大学の大上渉准教授と特殊翻訳家の柳下毅一郎氏が寄せた文章があります。これらの専門家たちの視点が、展覧会の内容に深みを与えています。

入場について



展示の入場料は2,000円で、特典として前期限定のパンフレットが付いてきます。特に土日祝日は、事前にチケットを購入する必要があるため、訪れる際には事前に特設サイトからのチケット購入を忘れずに。平日はチケットなしでも入場可能で、一般的な営業時間は12時から19時までです。

罪の背後にあるアート



「シリアルキラー展2」は、ただの芸術展ではなく、犯罪者たちを通じた社会への問いかけを含んでいます。彼らの作品は、無言のメッセージを伝え、見る者に想像力をかき立てます。この機会に、ぜひとも彼らの目を通じた世界観を感じるために足を運んでみてください。

開催概要


  • - 会期 : 前期 2017年5月11日(木)~6月11日(日)、後期 2017年6月13日(火)~7月17日(月・祝)
  • - 会場 : ヴァニラ画廊(東京都中央区銀座8-10-7 東成ビル地下二階)
  • - 入場料 : 2,000円(パンフレット付き)
  • - 営業時間 : 平日 12:00~19:00、土日祝 12:00~19:30(チケット制)

この展覧会では、罪とアート、そして人間の心に潜む深い闇を感じ取ってみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
ヴァニラ・スタジオ株式会社
住所
東京都中央区銀座8-10-7東成ビルB2
電話番号
03-5568-1233

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