武蔵野美術大学 2022年展覧会スケジュール
武蔵野美術大学の美術館・図書館では、2022年の展覧会スケジュールが発表され、様々なテーマの展示が予定されています。新年度からは、日曜日と祝日も開館することになり、平日来館が難しい方々にとっても訪れる大きなチャンスとなります。
展示のハイライト
1. 卒業・修了制作 優秀作展
- - 会期: 2022年4月4日(月)~5月3日(火・祝)
- - 会場: 美術館全館
この展覧会では、学部及び大学院で優秀賞に選ばれた学生の作品約100点を2期に分けて展示します。絵画や彫刻、グラフィックデザインなど、幅広い分野の作品を通じて、教育の成果が紹介されます。
2. ムサビのデザインⅦ:みんなの椅子
- - 会期: 2022年7月11日(月)~8月14日(日)、9月5日(月)~10月2日(日)
- - 会場: 展示室1・2・4・5、アトリウム1・2
椅子のデザインにまつわるさまざまな要素—素材、技術、形態など—が集約された展示です。300脚以上の選りすぐりの椅子をじっくり観察することで、近代デザインの歴史をしっかり味わえます。
3. 原弘と造型:1920年代の新興美術運動から
- - 会期: 2022年7月11日(月)~8月14日(日)、9月5日(月)~10月2日(日)
- - 会場: 展示室3
日本のグラフィックデザインの先駆け、原弘の作品を中心に、1920年代の新興美術運動との関連を探る展示です。館蔵品に加え、貴重なアーカイブ資料が紹介され、その造型思考に迫ります。
4. 黒川弘毅―彫刻/触覚の理路
- - 会期: 2022年10月24日(月)~11月20日(日)
- - 会場: 展示室2・4、アトリウム1・2
ブロンズ彫刻で知られる黒川弘毅の作品を一堂に展示。1970年代から現在に至るまでの約100点の作品を振り返ることで、彼の50年にわたる創作活動を体感できます。
5. 助教・助手展2022
- - 会期: 2022年11月28日(月)~12月18日(日)
- - 会場: 展示室1・2・4・5、アトリウム1・2
この展覧会では、助教や助手たちがそれぞれの専門性を生かして、多様な表現を発表します。彼ら自身が企画運営に関わることで、より深い関係性が築かれます。
施設概要
武蔵野美術大学 美術館・図書館は、年中無休の開館時間を設けており、金曜日から日曜日は朝からの早い時間帯で多くの来館者を迎え入れます。入館は無料ですが、コロナウイルス感染症の影響により運営や会期が変更される可能性があるため、訪問する際は最新情報を公式ウェブサイトで確認することが推奨されます。
美術館での多彩な展示を通じて、アートを身近に感じられる貴重な機会を逃さずに楽しんでください。