TNFDレポート発行
2025-12-18 18:25:39

三菱電機グループ、初のTNFDレポートを発行し環境への取り組みを強化

三菱電機グループが表明する自然環境への配慮



三菱電機株式会社は、自然関連財務情報の開示を目的としたTNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)に基づく初のレポートを新たに発行しました。このレポートでは、同社グループの自然資本への依存度、自然環境への影響、そしてそれに伴う事業リスクや機会に関する情報がまとめられています。

サステナビリティを経営の核に



同社は、持続可能性を経営の中心に据え、社会課題の解決と事業の成長を両立させる「トレード・オン」活動を推進しています。その中で、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの達成を目指し、さらにはネイチャーポジティブを実現するリーダーを目指して、様々な取り組みを進めているのが特徴です。

TNFD Adopterとしての方向性



来る2024年9月には、三菱電機はTNFDの提言に賛同する企業「TNFD Adopter」として登録を予定しており、2025年度中に情報開示を行うことを宣言しています。このレポートは、この宣言に基づき、同社の事業活動と自然環境との関わりを詳しく解説し、解決すべき課題と今後のアプローチについても示しています。

LEAPアプローチによる評価



このTNFDレポートでは、LEAPアプローチに従って、事業活動と自然環境についての包括的な評価を実施しています。この評価には自然資本や生態系サービスへの依存度、環境変化に伴うリスクや機会の分析が含まれています。レポートの中では、特定の地域における水の使用依存や温室効果ガスの排出が生態系に与える潜在的な影響も再認識されました。

環境への取り組みの具体例



三菱電機グループは、「環境ビジョン2050」と「環境計画2025」に基づき、各種環境負荷低減への取り組みを推進しています。特に、地球環境の持続性向上に貢献する取り組みの実例についても、レポート内で具体的に紹介されています。

拡大する情報開示の重要性



2025年までの間、TNFDに基づく情報開示は年次更新される予定です。この過程で得られる知見は、環境施策の効果を高めるとともに、経営判断の基礎としても活用されていきます。さらなるガバナンスやリスク管理の能力強化、サプライチェーン全体への評価の拡大、モニタリング指標の高度化、事業投資評価の反映といった取り組みを進めながら、ステークホルダーとの信頼関係を強化していく構えです。

まとめ



三菱電機グループは、社会や環境に対する貢献を事業に組み入れ、持続可能な未来を見据えたとても重要なステップを踏み出しました。このTNFDレポートは、その取り組みを外部に向けて発信する重要な文書となり、持続可能な社会の実現に向けた新たな展望を開いています。

私たちの社会は、こうした企業の活動によって持続可能な未来へ向けて進化することが期待されています。

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