東京大学IPCが資金調達を支援する新たなバイオベンチャーCORE Biomedicine

東京大学IPCが支援するCORE Biomedicineの展望



東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(通称:東大IPC)が、新たなバイオベンチャー「CORE Biomedicine, Inc.」(以下「CORE Biomedicine」)のシリーズA資金調達に参画し、次世代のがん治療薬の開発が加速します。今回の資金調達は、33.6億円(約2100万ドル)規模で行われ、その支援先にはInnoPinnacle Fundや三菱UFJキャピタル、他の多様な投資組織が名を連ねています。この動きは、主にがん細胞の生物学的経路をターゲットにした新たな創薬アプローチを必要とする医療業界のニーズに応えたものです。

CORE Biomedicineの誕生と底力



CORE Biomedicineは、エーザイの米国子会社であるH3 Biomedicineから発展した企業です。がん治療の方向性が変わりつつある中、同社はゲノム情報だけでなく、がん細胞特有の細胞系列(セルライネージ)に着目した独自の創薬手法を採用しています。このアプローチは、従来の遺伝子変異に基づく治療法ではカバーできない幅広い患者層に対し、効果を発揮する可能性があります。

新たな治療法を目指して



CORE BiomedicineのCEO、Dr. Ping Zhuは、今回の資金調達が会社にとって重要なマイルストーンであり、次世代がん治療薬の開発に向けたビジョンが評価されたと語ります。具体的には、IND申請を目指し、製造や臨床開発に向けたプログラムを進展させると述べています。このような取り組みは、がん治療の現場に革命をもたらすことが期待されており、新たな希望を患者に提供することを目指しています。

AMED V-ECO Programによる支援



CORE Biomedicineは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構が展開するAMED V-ECO Programに選ばれており、東大IPCはAMEDからの支援を受けて、同社の成長をサポートしています。これは、国内のイノベーションを促進するための重要な動きであり、医療業界の新たな価値を創出する土壌を整えていくことに繋がります。

未来に向けた期待



東京大学IPCのライフサイエンスCIOである大堀誠は、CORE Biomedicineが取り組む創薬手法が、がん生物学の本質的な課題に挑戦するものであると強調しました。今回の資金調達が日本のアカデミアとスタートアップの連携をより強化するきっかけになることを期待しています。

東大IPCについて



最後に、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)は、アカデミア関連のスタートアップエコシステムの発展を目指して活動しています。国内外で80社を超える大学関連のスタートアップに対する投資や支援を行い、創業支援プログラム「1stRound」を運営しています。このような努力により、世界における日本の産業競争力の強化が実現されることが期待されます。

今後もCORE Biomedicineの進展に注目です。

会社情報

会社名
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
住所
東京都文京区本郷7-3-1東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
電話番号
03-3830-0200

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