大阪発明協会会長賞を受賞した汚れ防止フィルターの技術

大阪発明協会会長賞を受賞

日本の大阪府に本社を構える東洋アルミエコープロダクツ株式会社は、最近発表された「令和7年度近畿地方発明表彰」で、大阪発明協会会長賞を受賞したことを発表しました。この栄誉ある賞は、同社の独自開発による「交換お知らせサイン」を搭載した汚れ防止フィルター製品に与えられたものです。

独自技術「交換お知らせサイン」とは？

「交換お知らせサイン」は、フィルターが汚れて交換時期が来た際に、フィルター商品に用いられているキャラクター「フィルたん®」が浮かび上がる仕組みです。これにより、ユーザーはフィルターの交換タイミングを視認しやすくなり、多くのフィルターユーザーにとって非常に便利な機能となります。この技術は、特許第7022171号として登録されています。

発明の背景と目的

地方発明表彰には大正10年から続く長い歴史があり、地域の優れた発明や意匠を考案した技術者や研究開発者を表彰する制度です。科学技術の発展と地域産業の振興を目的としており、特に「重要な発明」に対して贈られます。当社は、この技術開発を通して地域に貢献できることを誇りに思っています。

表彰式のハイライト

2025年11月13日、和歌山県和歌山市のホテルグランヴィア和歌山にて、表彰式が盛大に行われました。表彰状は大阪発明協会の会長から贈られ、東洋アルミエコープロダクツの発明者である足立将司氏とマーケティングユニットの山岸拓人氏が記念盾を受け取りました。受賞の際には、会場全体が祝福の雰囲気に包まれ、発明の重要性が強調されました。