国立大学法人岡山大学は、11月17日(日)に本宮山円城寺にて、「国吉祭2024 CARAVAN in 円城寺」を開催します。このイベントは、岡山出身の洋画家、国吉康雄の芸術に触れることができる体験型アートイベントとして、2013年より毎年開催されてきました。
今年の国吉祭では、小学生や親子連れを対象とした多様なワークショップが用意されています。特に、国吉康雄研究講座が主催する工作ワークショップは、観客が国吉の作品に触れ、彼のアートを基にしたオリジナルの仮面づくりを楽しむことができます。また、国吉の作品ポストカードを額装するセッションも行われます。これらのワークショップは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でも評価を受けており、芸術愛好者にとって見逃せないチャンスです。
また、国吉康雄研究講座は、国吉康雄の作品の実寸大模写の展示を行うほか、再評価が進められている画家、清志初男氏や山本一雄氏の作品も展示します。これに加えて、熊本県御船町出身の画家、田中憲一の作品も紹介されます。田中氏は地域文化の発展に貢献してきた画家であり、熊本地震で被災した経験がありますが、その作品は地域の方々によって救出されました。
このイベントは完全無料で、皆様の参加をお待ちしております。アートに触れ合いながら、国吉康雄の素晴らしい作品や、その魅力を体験できる貴重な機会です。お子様と一緒に、楽しい一日をお過ごしください。
詳しいプログラムや参加方法については、岡山大学の公式ページをご確認ください。岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援しており、地域の文化とアートの発展に寄与することを目指しています。この機会に、地域の文化に触れ、学び、楽しむことができる「国吉祭2024」にぜひ参加してみてください。