TSKさんいん中央テレビが新中継車導入でスポーツ中継の質を向上

TSKさんいん中央テレビが新中継車を導入

2024年10月29日、TSKさんいん中央テレビが最新の中型中継車を導入しました。これは、放送や配信などさまざまなコンテンツ制作の現場で求められる高品質な映像制作を実現するための重要な一歩です。今回は、この中継車の特徴や、今後の運用について詳しく見ていきましょう。

新型中継車の詳細

新たに導入された中型中継車は、SONY製のHDC-1500相当のカメラを最大8台搭載でき、これにより視覚的な表現力が格段に向上します。スイッチャーには池上通信機製のMuPS-5000を採用し、シームレスな切り替え操作が可能です。また、スロー再生を実現するためのSONY製のスロー装置PWS-4500も搭載されており、視聴者にとって魅力的な映像を提供することができます。

中継車には収録装置として2台のSONY製PDW-HD1500が標準装備され、最大4台まで増設可能です。さらに、オタリテック製の光伝送装置を使用することで、信号の損失を抑えた安定した映像伝送が実現します。

新中継車の車体は京成自動車工業によって架装されており、全長6.6m、全幅2.36m、全高3.3m、総重量は約10tです。20kVAの発電機も搭載されており、ロケ地での柔軟な運用が可能です。

幅広いサービス提供

TSKさんいん中央テレビでは、この新型中継車を活用したスポーツ中継やイベント配信のプロダクション業務を承っています。さらに、小型多目的車（SMP車）との連携により、スローオペレートやテレシネ送出など、さまざまな映像制作ニーズに応えられる体制が整っています。

顧客の予算や目的に応じたプランの提案も行っており、視聴者との距離を縮める映像制作を目指しています。特にスポーツイベントはその瞬間をリアルタイムで捉える必要がるため、最新機材と技術を駆使し、魅力的な中継を実現しています。