Visual BankがTOKYO NODE LABに参画
東京都渋谷区に本社を置くVisual Bank株式会社は、2024年11月20日に虎ノ門ヒルズで運営されている情報発信拠点、TOKYO NODEの研究開発チーム『TOKYO NODE LAB』に新たに参加することを発表しました。これは、企業やクリエイターとの共同による新しい都市体験の創出を目指すものです。
TOKYO NODE LABの概要
TOKYO NODE LABは、虎ノ門ヒルズを拠点とする研究開発コミュニティで、森ビル株式会社や株式会社バスキュールなどの多様な企業が約17社参加しています。ラボ内には、ボリュメトリックビデオの撮影が可能なスタジオ(VOLUMETRIC VIDEO STUDIO)もあり、多岐にわたる分野の企業やクリエイター同士が協力して、テクノロジー、サービス、アート、エンターテインメントなどに新たなアイデアを注入するプロジェクトが進行中です。
Visual Bankの役割と目指す方向性
Visual Bankは「創造性の黒子(Behind the Scenes of Creativity)」を理念として掲げ、様々な創造的プロセスを支援する様々な事業を展開しています。グループ会社であるアマナイメージズを通じては、AI倫理や政策に配慮した権利クリアなAI学習用データセットの開発や、高品質なビジュアル素材を提供するストックフォト事業を行っています。これにより、TOKYO NODE LABの他の企業やクリエイターが目指す次世代のテクノロジーによる創造活動を支援することを目指しています。
プロジェクトの具体的な展開
TOKYO NODE LABの中で、Visual BankはAI時代における権利許諾や権利交渉のノウハウを共有し、AI学習用データセットの開発においても自社の強みを生かすことを目指します。これにより、都市やエンターテインメント分野における新しい創造的活動を促進し、未来の都市体験を提案していく考えです。
各社のコメント
森ビル株式会社のTOKYO NODE運営室は、「Visual Bank様をお迎えできることは非常に嬉しいことであり、彼らの持つ知見はTOKYO NODE LABの活動を一層強化してくれると期待しています」とコメントしています。また、株式会社バスキュールの朴正義代表取締役は「Visual Bankは生成AIを安心して活用できる基盤を築くユニークな企業です。都市×生成AIのプロトタイピングを早速始めたいです」と期待を寄せています。
Visual Bankの代表取締役CEOである永井真之氏も、「安全に・最適に・迅速に次世代テクノロジー活用の模範を示すべく、TOKYO NODE LABでの活動を通じて貢献していきます」と述べています。
最後に
新たな都市体験を共に創出する一員として、Visual Bankがどのような新しい価値を提供していくのか、今後の展開に期待が寄せられています。クリエイターや企業の共同作業が生む新しい技術や作品が、都市生活にどのように影響を与えるのか、大いに注目されること間違いありません。