2024年9月、東京・品川にて開催された国際栄養医学シンポジウム2024。このイベントは「オーソモレキュラー医学が拓くWell-beingの未来」をテーマに、多くの医療関係者が集まりました。その中で、ひめのともみクリニックの院長でもある姫野友美先生が行った講演が多くの注目を集めました。
姫野先生の講演では、「藻」の健康効果がクローズアップされ、当社が開発した藻サプリメント『Moneru』が医療業界における新たな選択肢として紹介されました。この講演を通じて、参加者たちは藻の持つ可能性について深く考える機会となりました。
当社、株式会社アルガルバイオは、藻類研究に基づく革新的な製品を提供する企業であり、特に「Moneru」は多くのクリニックで支持を集めています。2023年3月から始まったこのサプリメントは、医療機関の医師からも注目され、多くの専門家から高評価を受けており、現在22件のクリニックで取り扱われています。
Moneruには、東京大学で20年以上の研究成果を持つ「クロレラAL-0015株」が配合されています。この藻株は、良質な休息をサポートするために特別に選ばれたもので、地球上で数十億年の歴史を持ち、多様な種類が存在する藻類の中でも特に注目されています。
当社の「藻類ライブラリー」には、100種1260株の培養データが蓄積されており、様々な応用が可能です。このライブラリーから選び抜かれた「クロレラAL-0015株」は、健康及びサステナブルな未来のために重要な役割を果たします。
また、本サプリメントは伊藤忠商事での実証実験にも採用されており、健康経営を目的とした睡眠改善サービスの一環として評価されています。ひめのともみクリニックでの二重盲検試験を通じて、我々は藻がもたらす健康効果についての科学的データを収集しており、これからの医療における藻の利用を推進していきます。
私たちのビジョンは、藻類を通じて人々と地球の未来に貢献することです。これを実現するために、東京大学の豊かな研究成果を基に、藻類の研究開発を行っています。サステナブルな食糧供給や環境問題解決に向けた新たなプロダクトの開発を進めることで、社会課題の解決に寄与していきたいと考えています。
2024年には大阪・関西万博での展示も決まり、多くの人々に藻の可能性を伝える機会が増えることが期待されます。今後も企業と連携し、藻類の普及とその価値を広める活動を続けていく所存です。