シニア世代の安心を追求したリンナイの新ガスコンロSAFULL+
リンナイ株式会社の最新ビルトインガスコンロ「SAFULL+(セイフルプラス)」が、経済産業省主催の「PSアワード2025」で特別賞(製品部門)を受賞した。この賞は、製品安全対策に特に優れている企業を表彰するもので、SAFULL+はその設計において高齢者の安全を第一に考えられている。
受賞の背景
SAFULL+は、特に認知症当事者やその介助者の意見を基に開発された。シニア世代に向けて、ガス調理の不安を軽減することを目的としており、聞き取りやすい音声案内、大型のごとく、そして色使いによる誤操作防止など、細かな配慮がなされている。これにより、誤使用による事故を未然に防ぐことが可能となり、「+あんしん」という称号を授与された。
安全性への取り組み
PSアワードでは、製品が誤使用や不注意からくる火災リスクを低減しているかが評価される。SAFULL+の設計は、以下の評価基準を満たしている:
- - 基本的な安全性の確保
- - 特定の誤使用による事故リスクの低減
具体的には、次のようなリスク低減策が講じられている:
1. 大型ごとく化による鍋の安定性向上
2. 春色変更し、点火状態が視覚的にも明確化
3. 音声案内機能で点火状況をお知らせ
これらの設計によって、火災のリスクを大幅に軽減。特に、着衣着火の防止に効果があることが確認されている。
シニア世代の特性に寄り添う
2040年には、認知症やMCI(軽度認知障害)の高齢者が約1000万人に達すると予想されている。高齢者が安心して調理を行える環境整備がますます重要になってくる。従来のIHコンロは、ガスコンロの使い方を断念する原因となる可能性があり、その結果、生活の質が低下する懸念がある。リンナイはこれらの問題を解決するため、共同開発に取り組んできた。
モニタリングと行動観察
開発過程では、認知症当事者のモニタリングや行動観察が多数行われた。調査の結果、特定の操作ボタンに対する直感的理解がいかに重要かが浮き彫りになった。実際に、誤操作を引き起こす要因を特定し、デザイン上の改善を行ったことも大きな成果の一つだ。これにより、高齢者が安心してガスコンロを使える日常が実現している。
まとめ
リンナイのSAFULL+は、シニア世代の安全を第一に考えた革新的な製品である。誤使用や不注意による事故を未然に防ぐための機能が多数搭載されており、安心して調理を楽しむための選択肢となるだろう。今後、このような製品が多くの家庭で受け入れられていくことが期待されている。