國母和宏選手とFALKENが提携
日本のスノーボード界において、その名を知らぬ者はいない國母和宏選手が、タイヤブランドのFALKENとスポンサー契約を締結しました。この契約を記念して公開されたスペシャルムービーは、彼の驚くべき技術と高いスピード感をあらわにする内容となっています。
國母和宏選手の活躍
國母選手は、11歳という若さでプロ選手に昇格し、17歳でワールドカップにて優勝を遂げました。トリノオリンピックとバンクーバーオリンピックでは、ハーフパイプの日本代表として活躍。彼の愛称「KAZU」は、世界中のスノーボードファンから称賛されています。
2011年以降はスノーボードムービー制作に専念し、2015年にはESPNが主催するバックカントリームービーコンテストで日本人初となる銀メダルを受賞。彼の名は、数々の大会で記録的な成果を残し続けています。また、2016年には「RIDRES POLL 18」で年間最高のビデオパートを受賞するなど、その実力はトップクラスです。
FALKENとのパートナーシップ
この度締結された契約により、國母選手は自身のシンボルである「鷹(ファルケン)」を掲げ、FALKENのイメージ向上に寄与します。彼は「スピード」と「飛び」をテーマに、広告活動を通じてFALKENのブランド価値をさらに高めることを目指しています。
「鷹のロゴには、見るとパワーをもらえるような、自分の変えたくないものを象徴する意味が込められています」と語る國母選手。その思いは、彼のスノーボードスタイルにも表れており、速さと空中での存在感を大事にしているとのことです。
スペシャルムービーの内容
スペシャルムービーは、アラスカの雄大な自然を背景に、國母選手が宙を舞い、エキサイティングなライディングを披露しています。彼はヘリコプターから降り立ち、崖を滑る姿が見ものです。今回の映像は、一発勝負の緊張感の中で撮影されています。
この映像に対し國母選手は、過去の栄誉だけでなく、未来への展望も語りました。「過去の成功も誇りですが、次にどんな映像や写真を残せるかが重要です。日本のスノーボードシーンを盛り上げていくために、私は貢献していきたい」との言葉には強い意志が感じられます。
プロフィール
國母和宏(Kazuhiro Kokubo)
- - 生年月日: 1988年8月16日
- - 出身地: 北海道石狩市
- - 経歴: 4歳でスノーボードを始め、11歳でプロ入り。トリノ・バンクーバーでハーフパイプ日本代表として活躍。U.S OPENでの連覇に成功し、スノーボードムービーにも力を入れています。
國母選手が今後どのような挑戦をし、さらなる高みに羽ばたくのか、注目が集まります。彼の映像や活動を通じて、多くの人々にスノーボードの魅力を届けることを期待しています。