茨城県境町、移住定住促進住宅「マハロタウン２」の落成式を開催

茨城県境町は、移住定住促進の一環として新たに「アイレットハウスマハロタウン２」を完成させ、その落成式を2025年3月12日（水曜日）に開催します。このプロジェクトは、民間企業の知見や資金を活用したPFI（プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ）方式で推進されており、住民の定住を促進するための重要な取り組みです。

「マハロタウン２」の建設地は茨城県猿島郡境町2235番地に位置し、準備された式典では、午前9時30分から受付が始まり、10時からは正式に月式典が行なわれます。式典では、設計や施工を手掛けた株式会社マハロタウン２の関係者や境町の関係者が出席し、挨拶や来賓の祝辞、さらにはテープカットが行われる予定です。式典を終えた後は、内覧会が開催され、実際の住宅の内部を見学することができます。

このプロジェクトの敷地面積は4,518㎡（約1,365坪）で、21棟の戸建住宅が用意されています。各戸は、約183㎡（約55坪）の土地に、木造の2階建てで延べ床面積約100㎡（約30坪）の3LDKの間取りとなっています。また、この事業には総額約6億8,700万円の事業費が投入され、そのうち約5億3,740万円が建設にかかる費用として計上されています。

募集にあたっては、過去最多となる256件もの応募があり、79名の移住者が新たに境町に転入することが決まっています。移住先は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県と多岐に渡り、特に都内からの移住希望者が多いようです。これにより、子育て世帯が増加し、さらなる地域の活性化が期待されています。

これまでに、境町は様々な定住促進住宅を手掛けており、以前に建設されたマンションタイプの108戸や「オハナタウン」と「マハロタウン」などの戸建住宅もすでに満室の状況です。これらの取り組みは、定住人口の増加につながり、地域の活性化に貢献しています。

「アイレットハウスマハロタウン２」を通じて、境町はさらなる魅力的な地域づくりを進めています。今後も移住者を迎え入れ、地域全体の発展に寄与することでしょう。これを機に、多くの方々が新たな生活を境町でスタートさせることを期待しています。