光が歩いた展
2025-10-14 09:34:18

陶芸家とガラス作家が創り出す展覧会『unreasonable reflector』が開催

アートスペース「Vertigineux」での特別展



東京都にあるアートスペース「Vertigineux(ヴェルティジヌ)≠tmh.」では、陶芸作家の松本昌子さんとガラス作家の辻野剛さんによる特別展「unreasonable reflector -光がゆっくりと歩いた-」が開催されます。この展示は、2023年10月15日から11月9日までの期間、様々な作品が展示されます。

展覧会のテーマと作家の情熱

この展覧会では、松本昌子さんの作品を中心に、その独自の視点が輝く作品が並びます。彼女の作品は、無機的な素材と有機的な存在の間を行き来し、光や時間、そして私たち自身と世界との境界を問いかけています。彼女は「私と世界をつなぐもの、それは形を持たず、さまざまな光をまとって現れる」と語っており、作品にその哲学が色濃く反映されています。

作品の特徴と魅力

松本さんが制作する作品は、その存在感が異色です。素材への真摯な向き合い方から生まれる痕跡は、静かな息吹を感じさせ、観る人を魅了します。形を持つ光は、その余韻とともに“存在”の曖昧さと確かさを表現し、見る者に思索を促します。

一方、ガラス作家の辻野剛さんは、作品を通して松本さんの作陶に寄り添い、サポートしています。彼は「灯しびとの集い」というクラフトフェアを主催しており、松本さんとの出会いがきっかけで互いの作品を深く理解するようになりました。彼のコメントによると、松本さんの作品は十年にわたり進化してきたということで、かつての器が持っていた静かな独自性は失われることなく、むしろ新たな意味を持つように変化していると述べています。

作家プロフィール

松本昌子
1979年に和歌山県に生まれた松本昌子さんは、様々な職を経た後、2011年に多治見や瀬戸で陶芸を学びました。現在は和歌山で活躍し、独自の作品を生み出し続けています。

辻野剛
1964年に生まれた辻野剛さんは、大阪でガラス工芸を学び、その後アメリカに渡りました。彼は、ガラスのデザインや制作に加えて、教室の運営にも携わり、2005年には「fresco」ブランドを立ち上げました。

「Vertigineux」の目指す未来

アートスペース「Vertigineux」は、幅広いアーティストやクリエイターが集まり、表現が交差する場を目指しています。アートを通じて人々が新たな価値観を得られるような体験を提供することを目指し、展示やワークショップを開催していく予定です。

この特別展「unreasonable reflector」は、松本昌子さんと辻野剛さんの個性豊かな作品を通じて、光の美しさを再発見する機会を提供します。ぜひこの機会に、アートが持つ力を体感してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ


アートスペース「Vertigineux」
東京都渋谷区恵比寿南2-9-8 2B



画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
tmh.atelier
住所
東京都渋谷区恵比寿南2-9-8OCHIAI SOEN 2B
電話番号
03-3716-6982

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。