遊びに満ちた都市
2025-06-11 11:41:04

世界中の子どもたちが描く、遊びに満ちた未来の都市構想

世界中の子どもたちが描く、遊びに満ちた未来の都市構想



レゴグループが、「国際遊びの日」である6月11日を機に、世界中の子どもたちが想像する『遊びに満ちた都市』の重要性に注目しています。この取り組みは、子どもたちの声を反映した都市設計に向けた意識を高めることを目的としており、日本でも2025年に大阪での関西万博に合わせて、「Build the Change(ビルド・ザ・チェンジ)」というプログラムを実施する予定です。

調査結果から見える都市の課題



レゴグループは、日本やイギリス、アメリカなど10カ国から、6歳から16歳の子どもたちとその親を対象にした大規模な調査を行いました。この調査によると、都市部で生活する多くの子どもたちが自らのニーズが考慮されていないと感じていることが明らかになりました。特に子どもたちの33%は、大人たちが自分たちの意見や必要性を軽視していると回答し、36%は人と車の優先度が逆転し、安全で魅力のある遊び場が不足していると感じているのです。

両親の回答も興味深いもので、84%が住む街は遊びを優先していないと感じ、69%が安全で使いやすい遊び場がないと感じています。このような状況は、子どもたちが本来持つ「遊び」による成長や学びの機会を奪っているのではないかと、レゴグループは警鐘を鳴らしています。

「遊び」の重要性とその影響



レゴグループは、遊びがもたらす価値が全体の都市設計において重要であるとしています。遊びの時間が子どもたちの心身に良い影響を与え、さらには家族全体においてもストレスの軽減や心身の健康増進につながっているという調査結果も存在します。親の43%が「遊んだ日は子どもの睡眠が良くなる」と回答し、81%の子どもが「遊ぶことで幸せな気持ちになる」と答えています。これらのデータは、遊びがもたらすポジティブな影響を示すものです。

都市設計における子どもの視点



レゴの調査からは、日本の親たちも子ども向けの公共の遊び場が不足していることを痛感していることが示されています。約70%が安全でアクセスしやすい遊び場が不足していると答え、また、地域の都市設計が子どもたちの視点から設計されていると感じる割合はわずか12%という結果でした。このギャップを埋め、子どもたちの意見を反映することが、今後の都市設計において求められることでしょう。

「国際遊びの日」の活動と未来への影響



レゴグループは、子どもたちが描く未来の都市のビジョンを実現するために、持続可能な影響を与えるための活動を展開しています。「Build the Change」プログラムを通じて、子どもたちが自分たちのアイデアや意見を世界に発信し、都市計画に必要な視点を提案することが求められています。子どもたちが遊びに満ちた都市を実現することは、彼らにとっての未来だけではなく、社会全体の福祉を向上させる鍵となるでしょう。

レゴグループが行っている「Build the Change」プログラムは、子どもたちが創造力を発揮し、社会に向けた声を届けることを支援するものです。このプログラムの重要性は、単なる遊びを超えて、社会課題に向き合う力を育むことにあり、今後も多くの家庭や学校で広がっていくことが期待されています。また今後も、レゴグループは子どもたちの「遊び」を重視し、より良い未来のためのアイデア創出に貢献していくでしょう。

おわりに



遊びは、子どもたちの成長や発達に欠かせない要素であり、また家族やコミュニティのつながりを深める重要な要素でもあります。レゴグループが進めるこの運動を通して、子どもたちの声が生かされ、遊びが都市計画においても重要視される未来が実現されることを願っています。国際遊びの日を契機に、皆で遊びの大切さを再認識し、より良い社会を築いていきましょう。


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会社情報

会社名
レゴジャパン株式会社
住所
東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ2階
電話番号

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