舞台『おまえ うまそうだな』が開幕!
美しい物語と絵本が魅力の宮西達也の「おまえ うまそうだな」が舞台化され、2024年10月5日から全国ツアーを開始します!今公演は約2500万部が発行された人気のシリーズを元に、家族で楽しめる内容になっています。特に親子の絆や友情をテーマにした物語が、観客の心をつかむことでしょう。
絵本から舞台へ
舞台『おまえ うまそうだな』は、原作の絵本を基にしています。ポプラ社から出版されたこの作品は、日本国内はもちろん、アメリカ、フランス、中国、韓国でも翻訳され、広く愛されています。この物語は、アンキロサウルスの赤ちゃんとティラノサウルスの不思議な関係の物語。寂しさを抱えた赤ちゃんが、ティラノサウルスと出会い、愛情に満ちたストーリーが繰り広げられます。
演出を手掛けるのは坂口阿紀さん。彼は「おまえ うまそうだな」を子供に読み聞かせるうちに、この物語の魅力に引き込まれ、今回の舞台化に関わることができたと語ります。彼の想いが詰まったこの舞台は、絵本の世界をどのように表現するのか、観客の期待が高まります。
見どころ盛りだくさん
今回の舞台では、『おまえ うまそうだな』に加え、『きみはほんとうにステキだね』という作品も上演されます。個性的で愛らしい恐竜たちが登場し、観客を絵本の世界へと導きます。途中で挿入される歌や映像もあり、子供たちは飽きることなく楽しむことができる工夫が施されています。また、参加型のクイズコーナーも用意されていて、観客が大好きな恐竜を選ぶ楽しさが加わります。
さらに、親子の絆や友情が描かれた深いストーリーは、大人にも響くものがあります。特に、ティラノサウルスの心情は多くの人々の胸に感動を呼び起こすでしょう。
ゲネプロと観客の反響
初日の前日、ゲネプロが行われ、演出家の坂口は登壇し、思い入れを語りました。彼は「この作品は本当に感情移入できるもので、涙してしまう方も多いのでは」と語り、観客との感動の共有を願っています。
初日の公演を体験したお客さまからは、事前に絵本を知っている方も多く、「本を読んだときの理解が深まった」「恐竜に触れられる体験が楽しかった」との声が続々と寄せられました。ゲネプロでは、恐竜たちとの触れ合いの時間も設けられており、参加者全員が温かい気持ちで帰っていったようです。
全国ツアーの日程
この舞台は、東京を皮切りに、大阪、兵庫、熊本、群馬、栃木といった各地で上演されます。開催地は江戸時代から縁のある場所で、訪ねる観客には新たな体験が待っています。
2024年公演スケジュール:
- - 10月5日(土)、6日(日) - かめありリリオホール(東京)
- - 10月12日(土) - 箕面市文化芸能劇場(大阪)
- - 10月13日(日) - 神戸朝日ホール(兵庫)
- - 12月1日(日) - 熊本城ホール(熊本)
- - 12月21日(土) - 美喜仁桐生文化会館(群馬)
- - 12月22日(日) - 小山市立文化センター(栃木)
この機会を通じて、多くの家族が一緒に感動的な瞬間を共有できることを楽しみにしています!