2019年11月企業CMランキング発表
TVISION INSIGHTS株式会社は、2019年11月に放送された企業CMのランキングを発表しました。このランキングは、独自の視聴質データに基づき、どのCMが視聴者の注目を集めていたかを明らかにしています。
視聴質データとは?
視聴質とは、テレビ視聴者がどれだけCMに注目しているかを測るための新しい指標です。VI値(滞在度)とAI値(注視度)を組み合わせた「VI値×AI値」により算出され、数値が高いほど多くの視聴者がCMに集中していたことを示します。特に、2019年11月1日の放送から1,000GRPに達するまでの平均値を基にしており、出稿量の違いを考慮しないクリーンなデータとなっています。
見事な結果!企業CMランキング
今回のランキングでは、日本生命保険がトップに輝きました。以下は、上位企業の一覧です。
1. 日本生命保険
2. JXTGエネルギー
3. スバル
4. 日清食品
5. ダイワハウス
6. サントリー(酒類)
7. サントリー食品インターナショナル(清涼飲料)
8. KDDI
9. 任天堂
10. ガンホー
歴史的なCMの成功を収めた日本生命保険は、TBSの人気ドラマ「日曜劇場」にて視聴されていたことが、データから示されています。一方、10位のガンホーは、テレビ東京のアニメ「パズドラ」の枠で多く見られていることが判明しました。
視聴質の仕組み
- - VI値(滞在度): テレビがついている際に、どれだけ視聴者がテレビの前に留まっていたかを測定。
- - AI値(注視度): 視聴者がテレビにどれだけ注目していたかを示す指標。
- - VI値×AI値: この二つの指標を組み合わせた、より厳密な専念視聴度である。
これらのデータは、人体認識技術を用いて計測されており、家庭のテレビ前にいる視聴者についても、顔認証を通じてどのCMに注目していたのかをリアルタイムでキャッチします。
テクノロジーの力
TVISION INSIGHTSは、2015年からこの技術を進化させてきました。今や関東と関西エリアを中心に、地上波とBSの全番組を毎秒単位で視聴質を計測しています。国内だけでなく、アメリカのボストンやニューヨークでも拠点を構え、主要放送局においてもこのデータは活用されています。
まとめ
視聴質を計測することにより、企業はどのCMが視聴者に強いインパクトを与えたのかを把握でき、今後の広告戦略に生かすことが可能です。視聴質データの進歩が、広告業界と視聴者の関係を新たに形成していくことでしょう。興味がある企業名やCM順位について、ぜひお問い合わせしてください。
視聴質の重要性がますます高まる中、この独自のデータを活用していく企業が増えることを期待しています。