JCB法人カードの利用明細がTOKIUM経費精算に自動連携開始

JCB法人カードがTOKIUM経費精算に自動で明細連携

2025年4月、株式会社ジェーシービー（以下、JCB）と株式会社TOKIUMは、業務提携契約を締結し、JCB法人カードの利用明細データを「TOKIUM経費精算」システムに自動で連携させることを発表しました。この提携により、法人カードユーザーは、煩雑な経費精算の手続きを大幅に簡略化できるようになります。

提携の背景と目的

JCBが提供する「JCB法人カード利用明細データ連携サービス」は、法人カードの明細データを経費精算システムに自動で取り込むことを目的としたサービスです。このシステムは、法人カードを使用する企業にとって、経費精算の効率化や利便性の向上を図るものです。

一方TOKIUMは、クラウド型でペーパーレスな経費精算サービス「TOKIUM経費精算」を提供し、従業員がスマートフォンを使用して簡単に経費申請ができることを特徴としています。この両社のビジョンは、経費管理の効率化やガバナンスの強化です。

自動連携システムの特徴

提携後、JCB法人カードの利用明細は、「TOKIUM経費精算」のシステムに自動的に取り込まれるようになります。これにより、カードの利用日や金額、加盟店名などの情報が、最短で翌日には利用明細として画面に表示される仕組みです。この自動連携により、経費の証憑や事前の承認といった手続きが容易になり、人為的なミスを減少させることが期待されます。

さらに、ペーパーレス化が進むことで、従業員の経費申請作業の負担も軽減され、無駄な時間やリソースの削減につながります。取り込まれるデータに変更があった場合はアラートが出る仕組みも整っており、不正申請を防止するためのガバナンスも強化される予定です。

TOKIUM経費精算の利便性

TOKIUM経費精算は、スマホを活用して経費申請を迅速かつ容易に可能にするクラウドサービスです。オペレーターが入力ミスを防ぐために、高精度で領収書をデータ化し、原本の回収から保存管理まで代行します。これにより企業は完全なペーパーレス化が実現し、法令に適応した安全な経費管理が可能になります。

導入企業数は、2024年7月末の時点で2,500社以上にも達しており、その効果は評価されています。