キールズが取り組む肌と地球の未来
1851年にニューヨーク・イーストヴィレッジで誕生したスキンケアブランド、キールズは、創業以来一貫して肌と地球を考えた製品開発に注力してきました。最近、彼らは新たなキャンペーン「リピに、レフィる? - UFCで潤い循環!」を始め、この取り組みをさらに強化しています。
キールズのサステナブルなビジョン
キールズは、環境へ配慮したパッケージ開発や持続可能な生産を続けてきた実績があります。特に「KIEHL’S MISSION RENEWAL」によって、より環境に優しい製品の提供を目指しています。すべての製品において、エネルギーや資源の無駄を省くことが重要な理念とされています。
新キャンペーンの焦点
今回のキャンペーンでは、特に「サーキュラーエコノミー」がテーマとされています。これは、資源の効率的・循環的な利用を促進する社会経済システムです。キールズは、レフィル製品を通じて環境意識を高め、消費者に行動を促すことを目指しています。
エベレストでの環境保護活動
このキャンペーンの一環として、キールズは世界有数の峰、エベレストでの環境保護に取り組んでいます。ネパールのNGO「Sagarmatha Next」と連携し、エベレスト国立公園の観光客が残した約22トンの廃棄物を排除する計画を進めています。これにより、山の美しさを保ちながら、地域社会にも貢献する取り組みを行っています。
アーティストとのコラボレーション
キールズは、環境活動家でありアーティストのBenjamin Von Wong氏とのコラボレーションを実施し、エベレストのベースキャンプ近くに常設展示される彫刻作品を制作しました。この作品は、登山者たちに使い捨てプラスチックの問題意識を喚起させる目的があります。
加えて、人気アニメーション監督のMark Waring氏とのコラボレーションで、キャンペーン動画も制作されました。この動画では、捨てられたゴミが名曲「アイ・ウィル・サバイブ」のパロディを歌い、リサイクルされないゴミが残存する様子をコミカルに描いています。
ストアでの取り組み
日本では全国のキールズストアでキャンペーンが展開され、公式SNSでも情報が発信されています。キャンペーン期間中だけでなく、通年で「リサイクルBOX」を設置し、製品の空き容器の回収・リサイクル活動も行っています。回収した容器は、新たな製品に生まれ変わる仕組みも整っています。
レフィル製品の選択肢
キールズでは、人気のスキンケアやボディケア製品でレフィルも提供しています。例えば、キールズのヒット商品「クリーム UFC」の150mLレフィルは、プラスチック使用量を61%削減することが可能です。このように、環境への配慮だけではなく、経済的な利点も享受できる選択肢を提供しています。
環境に優しい未来を呼び込む
キールズの活動は、単なる製品の販売を超えて、肌と地球の未来を考えるコミュニティ活動の一環です。サステナブルな美と健康を実現するためには、私たち自身が意識的に行動することが求められます。キールズの取り組みは、その手助けをする一歩となるでしょう。私たちの日常生活に身近な存在であるスキンケアを通じて、より良い未来を共に描いていくことが大切です。これからも、キールズから目が離せません!