愛知県東海市に新たな物流施設「プロロジスパーク東海1」が始動!
物流不動産業界のリーダーであるプロロジスが、愛知県東海市に位置する新たなマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東海1」の起工式を行いました。今回のプロジェクトは地域の物流ネットワークを強化し、今後の発展が期待される重要な事業となっています。
起工式の様子
起工式には、東海市の花田勝重市長をはじめ、関係者が多数出席しました。設計を担当した西松建設株式会社や、施工を行う西松建設とTSUCHIYA株式会社の代表者も参加し、工事の無事と成功を祈願しました。特に、プロロジスからは代表取締役の山田御酒氏が参列し、地域の発展に寄与することへの期待を表明しました。
優れた立地条件
「プロロジスパーク東海1」は、交通の便が良い愛知県東海市の「東海太田川駅西土地区画整理事業」区域に位置し、名鉄常滑線の太田川駅からはわずか8分の距離です。この立地により、名古屋市中心部へは最短で17分、東海JCTからも4.3kmと、アクセスに優れた条件が整っています。
さらに、2027年度には隣接地に新しい西知多産業道路のインターチェンジが開設され、地域の物流効率が一層向上する見込みです。このような素晴らしい交通条件は、自動車関連産業やEコマース業界など、多様なビジネスにとって大きなメリットとなります。
施設の特色
プログロジスパーク東海1は、約72,800㎡の敷地を持つ4階建てのマルチテナント型物流施設で、延床面積は約160,900㎡に達します。内部には、45フィートコンテナを含む大型車両が各階にアクセス可能なダブルランプウェイが設置されています。また、各フロアは柔軟性を持ち、最小800坪からの区画分割が可能です。
施設内には、従業員が利用できるカフェテリアも設けられる予定で、最上階からは美しい工場夜景を楽しむことができます。これらの工夫により、働きやすさが大幅に向上することが期待されています。
環境に配慮した設計
プロロジスは「プロロジスパーク東海1」を中部地方における災害時拠点施設として位置付け、環境負荷を軽減するための高度な設計を施します。太陽光発電設備やEV充電設備の導入に加え、GHG排出を低減した資材が使用される予定です。災害に備え、高度なBCP(事業継続計画)が設定されることも注目されます。
地域との連携
このプロジェクトは、地域の課題解決に寄与することを目的に、進出企業が地域住民との連携を強化することを提案しています。施設内にはイベントスペースも設けられ、地域社会との交流の場としても活用されるでしょう。
「プロロジスパーク東海2」も計画され、今後の地域経済の発展につながることが期待されています。プロロジスはこれからも、顧客のニーズに応え続けるために物流施設の運営と開発を進めていく方針です。愛知県に新しい物流の拠点が加わることにより、多くの企業がこの地で新たなビジネスを展開することに期待が寄せられています。