イー・ガーディアンが「エンタメリスクシールド」を提供開始
東京都港区に本社を構えるイー・ガーディアン株式会社が、2025年9月29日より新たなサービス「エンタメリスクシールド」をスタートしました。このサービスは、SNSやその他のデジタルメディアを通じて活動する芸能事務所に対する包括的なリスク管理をサポートすることを目的としています。
SNS時代の課題
近年、アーティストやタレントはテレビや雑誌にとどまらず、InstagramやYouTubeなどのSNS、さらにはファンクラブやECサイトなど多様なプラットフォームで活動しています。その一方で、これらのコンテンツを管理・運営するには高度なリソースと専門的な知識が求められ、多くの芸能事務所がリソース不足に直面しています。
加えて、SNSの普及により情報が瞬時に拡散する現代では、誹謗中傷や炎上、著作権侵害、不正転売といったリスクも増加しています。このような状況から、芸能事務所は所属するタレントやブランドの安全を確保するためのリスク管理体制を整えることが不可欠となっています。
エンタメリスクシールドの内容
「エンタメリスクシールド」では、インターネット上のリスク対策を中心に、投稿監視、本人確認、広告審査、さらにはサイバーセキュリティ業務を包括的に支援します。具体的には、長年の経験を活かし、タレントや社員向けにSNS教育を実施するとともに、投稿前に炎上の可能性のある内容をチェックすることで、不適切な投稿を未然に防ぎます。
さらに、誹謗中傷や不正転売、違法なコンテンツの流通を防ぐために、定期的なネットパトロールを行い、法律事務所とも連携して迅速な対応が可能です。また、ファンクラブやECサイトの24時間対応を行い、ファンレターの検閲なども支援。これにより、イベント開催時や緊急トラブル発生時にも柔軟に業務をサポートし、担当者の負担を軽減します。
カスタマイズ可能なサポート
このサービスは、利用者のニーズに応じてカスタマイズできる点も大きな特徴です。各芸能事務所が抱える特有の問題や求めるサポート内容に合わせて、必要な部分を必要なだけ利用できるため、無駄を省いた効率的な運営が可能になります。
エンタメ業界の未来へ向けて
「エンタメリスクシールド」は、24時間365日体制で芸能事務所のリスク対策と課題解決を支援します。これにより、アーティストやクリエイターが本業に集中しやすくなり、業界全体の成長が期待されます。
イー・ガーディアンは、今後も専門性の高いサービスを提供し、ユーザーの利便性向上に努力していく方針です。すべての人々が安全で安心なデジタル環境で活動できるよう、さらなるサービス開発を進めていくことで、インターネットの世界をより良くしていくことを目指します。