ファッションを再考するデザイン誌「AXIS」最新号の魅力を探る！

ファッションを再考するデザイン誌「AXIS」最新号の魅力

デザイン提案体「AXIS」から発刊される最新号、デザイン誌「AXIS」vol.231 winterが2024年12月27日にリリースされます。この号の特集は、ファッションにおけるサステナビリティや未来のデザイン理念について深掘りしています。

COVER STORY：黒河内真衣子

今号のカバーは、ファッションデザイナーの黒河内真衣子。彼女が手がけるブランドMame Kurogouchiは、国内の産地と技術を活かしたテキスタイルが特徴です。そのデザインは、繊細かつ曲線美が際立ち、常に新しいテーマを持ち込んでいます。特に2025年のシーズンテーマ「Katachi（形）」は、日常の情景や自身の感覚を大切にしています。その独自の世界観を見せる彼女の動向を楽しみにしつつ、今後の展開に注目が集まります。

第1特集：Fashion re:boot

近年のサステナブルの波は、ファッションとデザインの関係性を再考させ、従来の大量生産・廃棄の問題を浮き彫りにしました。この特集では、デザイナーが直面する挑戦や機会を取り上げ、どのように未来のファッションが形成されるべきかを考えます。具体的な事例として、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEが挙げられ、アルゴリズムとの協働によって新しい衣服づくりを探求しています。

また、OK-RMが展開する「Goldwin 0」やスパイバーが開発したブリュード・プロテイン™ファイバーの話題も注目されます。これらは単なるトレンドの一環ではなく、実際にファッションが環境や社会とどう関与するかを問い直す試みです。

第2特集：Think the Water

水という身近な存在について、日常生活におけるその重要性を考える特集も見逃せません。気候変動が私たちの生活に与える影響が深刻化する中で、多くのデザイナーが水と環境問題への意識を高め、デザインの視点から革新的な解決策を模索しています。デザインの力で水の価値を再評価し、私たちの未来をより持続可能なものにするアプローチに注目が集まります。

デザイン誌「AXIS」について

1981年に創刊され、デザインの可能性を追求してきた「AXIS」は、独自の企画やバイリンガル編集で高い評価を得ています。定期購読やオンライン購入が可能で、全国の書店でも取り扱っています。2024年7月には、季刊化に向けてのリニューアルも予定されており、深堀されたコンテンツが期待されます。

デザイン、ファッションに関心のある方にとって、今号は見逃せない内容となっています。ぜひ手に取って、その魅力を体感してみてください。