つくば市Society 5.0の未来を探る実証実験発表会が開催
茨城県つくば市では、今注目の「Society 5.0社会実装トライアル支援事業」をテーマにした公開プレゼンテーション審査が、10月10日(火)に開催されます。本イベントは、AIやIoT、ビッグデータ解析技術を駆使した最前線の技術提案が発表される機会です。
イベント概要
- - 日時: 平成29年10月10日(火曜日)13時30分~17時30分
- - 会場: つくばカピオホール(茨城県つくば市竹園一丁目10-1)
プログラム
- - 開会 (13:30): 市長の挨拶と審査委員の紹介
- - プレゼンテーション審査 (13:40): 各提案の発表が行われます。
- - 交流会 (16:10): 参加者同士のネットワーキング
- - 審査結果発表 (17:15): 優秀な提案が発表されます
審査方法
プレゼンテーションは各提案に対し、5分の発表と3分の質疑応答を設けています。審査委員は、産業技術総合研究所や株式会社リクルートホールディングスを含む、多分野の専門家が参加します。
提案内容
今回、13件の提案が行われ、地域社会の課題解決を目指した様々なテーマが発表されます。一部をご紹介します:
1.
リアルタイム地震被害推定情報の利活用
地震が発生した場合、震源地の状況を瞬時に把握し、安全対策を迅速に実施するための情報配信システムが提案されます。
2.
市民の困りごとに応じた情報配信サービス
発達障害支援の視点から人々の生活上の問題を解決するためのプログラムが発表されます。
3.
AI・IoTを活用したEMS(エネルギー・マネージメント・システム)
再生可能エネルギーの最適運用を図るための技術を用いた提案が含まれます。
4.
トイレでできる健康チェックサービス
普段の生活の中で健康管理を行える新しいサービスが提案され、より多くの人々が健康を意識することが期待されます。
5.
VR技術を活用した医療向けサービス
患者の医療情報を3Dで可視化し、手術の準備や教育に役立つ技術が発表されます。
以上の提案が求められる社会のニーズと連動し、つくば市がどのように将来の社会を見据えているのか、そのビジョンを感じることができるイベントです。
参加の意義
つくば市は、科学技術と地域貢献を軸にさらなる発展を目指しています。この公開プレゼンテーションは、市民や企業が積極的に参加し、意見を交わす機会でもあります。地域問題に対する解決策を共に考え、未来のつくば市を作る一助となることでしょう。
ぜひ、この機会に最新の技術と社会実装の方向性を感じ取り、つくば市の未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。