「続ける力」が未来を拓く!藤原さくらとアパレルブランドKnuth Marfの3周年鼎談
2024年11月、設立3周年を迎えたアパレルブランドKnuth Marf。その記念企画として、ブランドディレクターChiEmiさんと、人気シンガーソングライター藤原さくらさんによる鼎談が実現しました。互いのキャリアや仕事観、コロナ禍を乗り越えた経験などを赤裸々に語り合う、貴重な機会となりました。
旅とファッション、息を吸って吐くように
インタビューに先立ち行われたスナップ撮影では、藤原さんがKnuth Marfの服を着用。普段使いから特別な日まで着られるデザインに、藤原さんは「普段着ている服にも似ている」と満足げ。撮影の合間には、「旅」をテーマにした会話が弾みました。藤原さんは熱心な旅好きで、47都道府県を巡る旅も経験。旅を通して心身のリフレッシュと仕事のモチベーションを高めていると話します。ChiEmiさんもまた、旅のエネルギーの大切さを共感。旅がもたらす開放感と、日々の仕事における息苦しさの対比が印象的でした。
「続けること」のかっこよさ
デビュー10周年を迎える藤原さんと、3周年を迎えたKnuth Marf。互いにそれぞれの分野で活躍を続ける二人に、「仕事で大切にしていること」を尋ねると、「長く続けること」という答えが返ってきました。藤原さんは、無理なく長く続けるために適度に休息を取り、仕事とプライベートのバランスを大切にしていると言います。一方、ChiEmiさんは以前は飽き性で、長く続けることが苦手だったと告白。しかし、Knuth Marf設立にあたり、「続けること」の難しさ、そしてその素晴らしさを改めて認識したそうです。
コロナ禍を乗り越えて
コロナ禍は、藤原さんにも大きな影響を与えました。ライブの中止、舞台公演の延期など、仕事が突然途絶えてしまった経験から、仕事が当たり前ではないことを痛感。困難な状況の中でも、すべての出来事に意味があると前向きに捉え、乗り越えてきたと話します。ChiEmiさんもまた、数々の困難を経験しながらも、一人でじっくりと問題に向き合うことで解決策を見出してきたと言います。
音楽への情熱と、支えとなる存在
藤原さんは、ポール・マッカートニーの音楽に大きな影響を受けていると明かします。ポール・マッカートニーの「純粋に音楽が好きで、楽しんでいる姿」に感銘を受け、自分もそうありたいと語ります。その影響は、幼少期にギターを教えてくれた、ポール・マッカートニーを愛する父親にも繋がっています。一方、ChiEmiさんは、ONE OK ROCKが人生のターニングポイントを支える存在だと語ります。音楽がそれぞれの仕事観、人生観を形成する上で重要な役割を果たしていることが伺えます。
挑戦を続けるチーム
Knuth Marfは、他のアパレルブランドでは見られないようなユニークな企画を数多く手がけてきました。例えば、パリで現地の人々に服を着てもらうストリートスナップ企画は、予算を度外視して実現したというエピソードも。ChiEmiさんは、チームメンバーがポジティブに協力し、面白い企画を全力で実現してくれることを喜びます。藤原さんもまた、音楽以外に俳優業や陶芸など、様々な分野に挑戦し続け、自身の経験を活かして表現の幅を広げています。
未来への展望
互いに今後の展望を語った二人。藤原さんは海外での活動に意欲を示し、ChiEmiさんはKnuth Marfチームと共に、これからも新たな挑戦を続けていくことを誓います。互いの仕事観や生き様を共有し、刺激し合う、素晴らしい鼎談となりました。