マクルウ×テクニクス
2016-07-01 09:00:04

マクルウのマグネシウムチューブがテクニクス新製品に採用!音質向上の秘訣

マクルウの革新技術がテクニクスターンテーブルを支える



静岡県富士宮市に本社を構える株式会社マクルウのマグネシウム冷間引抜きチューブが、パナソニック株式会社が展開するテクニクスの最新ターンテーブル新製品、SL-1200GAE/Gに採用されました。この新製品は、アナログレコードの音質を高めることを目的として開発され、ハイファイアナログプレーヤーとして卓越した性能を発揮します。

マグネシウムの特性



マクルウが開発した冷間引抜き加工技術によって生まれたマグネシウムチューブは、マグネシウムの軽量性と高い振動吸収性を兼ね備えています。これにより、テクニクスのターンテーブルでは、より精密なトーンアームの実現が可能になりました。振動を吸収し、ノイズを減少させることで、音質の向上を図っています。

冷間引抜き技術は、様々な加工条件の最適化によって、マグネシウムの結晶構造を改善し、機械的性質や寸法精度、さらには表面性状を向上させることに成功しました。これにより、マクルウのマグネシウム冷間引抜き技術は、自動車部品などにも応用され、多方面での利用が期待されています。

マクルウの挑戦と未来



マクルウは「マグネシウムの新たな世界を切り拓く」を企業理念に掲げ、独自の冷間引抜き加工技術を基に様々なマグネシウムの加工法を開発しています。マクルウが開発した技術は、軽量で振動吸収に優れた製品を生産することができ、特にノートパソコンなどのモバイル機器にも応用されています。加えて、同社は福祉用具などの新製品開発にも注力しており、杖や車椅子、盲導犬ハーネスなどの製品へのマグネシウム活用を進めています。

また、マクルウは数々の賞を受賞しており、その技術力とイノベーションは業界でも高く評価されています。2014年には「しずぎん起業家大賞」や「Rise Up Festa」の優秀賞を獲得し、新技術の提供と社会貢献を目指しています。

まとめ



マクルウのマグネシウム冷間引抜きチューブは、テクニクスのターンテーブルにおいて音質向上に寄与する重要な要素となっています。軽量性や振動吸収性を備えたこの技術によって、アナログレコードの魅力が再定義され、新たな技術革新が期待されます。マクルウの今後に注目です。

会社情報

会社名
株式会社マクルウ
住所
静岡県富士宮市山本286-1
電話番号
0544-24-5900

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