株式会社コンテンツデータマーケティングがNTT CPaaSを活用
株式会社コンテンツデータマーケティング(以下CDM)では、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションの提供する「NTT CPaaS」を、同社が開発したID統合基盤「Uniikey」の大規模メール配信に採用しました。この取り組みは、今後のメール配信量の増加に対応するための重要なステップとして注目されています。
Uniikeyとは?
「Uniikey」は、講談社、TOPPAN、CARTA COMMUNICATIONSの三社の合弁で設立されたCDMによって開発・販売されたID統合基盤です。2020年の設立以降、CDMは豊富な実績を基に「One ID, All Service」をテーマに、汎用性の高いサービスを展開しています。この独自の基盤により、様々な業種において効率的なID活用が実現されています。
NTT CPaaSの特長
NTT CPaaSは、ボイスやSMS、メールなど多様なコミュニケーションチャネルをAPIを通じて簡単に導入できるサービスです。開発者向けにはSDK/APIが整備されており、ビジネス部門向けにはノーコードのコミュニケーションフロービルダーが提供されているため、幅広いユーザーに適応可能です。
導入の背景
「Uniikey」は、30以上のWebサービスで利用されており、個々の会員に合わせたメールマガジン配信が行える機能を持っています。しかし、今後のさらなるメール配信量の予想に対し、安定した供給体制が求められています。そこでNTT CPaaSによる大規模メール配信の実現が期待されています。
NTT CPaaSの提供するメールAPIは、高い配信性能を持ち、配信成功率は99.4%、平均配信時間は2秒以下とされています。この信頼性により、今後見込まれるメール配信の増加に対しても安定した運用ができるとCDMは考えています。また、複数のプロバイダーと契約する必要がなく、一元的に多様なコミュニケーションAPIを利用できる点も魅力的です。さらに、リーズナブルな価格とテクニカルサポートの充実度も選定理由となりました。
CDM社長のコメント
CDM代表取締役社長の吉羽治氏は、「今回のNTT CPaaS導入の最大の理由は、当社の事業の成長に伴って増加するメール配信ボリュームに柔軟に対応できる高い拡張性と安定性が確保できるという点にありました。」と述べています。また、「配信量に応じた適切なリソース配分が可能となることで、コスト効率も向上しています。必要なタイミングで必要な分だけリソースを確保でき、高品質なサービスを維持しながらコスト最適化を実現します」とのことです。
このリプレイスは単なるシステム更新にとどまらず、長期的な視野に立った戦略的な投資として位置づけられています。
会社概要
株式会社コンテンツデータマーケティング
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
このように、NTT CPaaSの導入によってCDMの今後の事業展開がさらに加速することが期待されています。