柏市の保育施設が第18回キッズデザイン賞を受賞
千葉県柏市に本社を構える広島建設株式会社は、子育て環境の向上を目的とした優れた取り組みとして、第18回キッズデザイン賞を受賞しました。受賞した作品は、保育施設「柏みどりこども園・柏みどり保育園」と体験型教育プログラム「こどもけんちく教育プログラム」の2つです。この受賞は、同社にとって初めての喜ばしい成果となりました。
受賞作品紹介
柏みどりこども園・柏みどり保育園
この保育施設は、老朽化した施設の建替えを機に、地域の子育て環境を再構築したものです。デザインの特徴は、こども園と保育園が近接している点で、間に広がる緑豊かな園庭があり、それが施設全体の中心となっています。この設計により、子どもたちが自然と触れ合い、共に育つ環境が整っており、さまざまな年齢の子どもたちが互いに交流できる仕組みが作られています。2層構造の回廊がそれぞれの施設をつなぎ、「子育ての輪」としての役割を果たしています。
こどもけんちく教育プログラム
「こどもけんちく教育プログラム」は、認定こども園まつばようちえんにおいて実施されました。このプログラムでは、園児たちが建築現場を「生きた教材」として体験できるように、計6回のワークショップが行われました。特に注目すべきは、「こども現場監督」として選ばれた子どもが、大人たちから情報を集めて他の園児に伝える役割を担ったことです。この体験を通じて、子どもたちは気づきや対話のスキルを高めることができました。
キッズデザイン賞の概要
キッズデザイン賞は、子どもたちが安全に、また感性や創造性豊かに育つためにデザインされた優れた穴を表彰するものです。2007年に設立され、製品、サービス、空間、活動など幅広いジャンルが対象となります。この賞は、子どもが快適に成長できる社会を築くため、さまざまな取り組みを広めることを目的としています。
広島建設株式会社について
広島建設は、1968年に創業し、千葉県柏市を中心に活動する建設会社です。住宅事業から大型建築、不動産開発、リフォームなど多岐にわたる事業を手掛けており、地域密着型のまちづくりを目指しています。今回の受賞を契機に、さらなる地域貢献に努めていく意向を示しています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
広島建設株式会社 ウェブサイト