株式会社フォーカス、オーストラリア市場への進出を発表！新たな展開に期待

株式会社フォーカスの海外進出

山梨県甲斐市に本社を置く株式会社フォーカスが、2025年8月よりオーストラリア市場での事業を正式に開始することを発表しました。これまで日本市場でカスタムウエアの製作・販売を行ってきた同社は、新たに海外展開を果たす意気込みを見せています。テスト運用はすでに2023年7月15日に開始されており、準備は着々と進んでいます。

新たな市場の選定

フォーカスがオーストラリアを選んだ理由は、まず季節が日本と異なり、同社の繁閑サイクルを補完できる idealな環境が整っているからです。オーストラリアでは7月が新年度の始まりであり、企業活動も活発になるため、このタイミングに合わせて事業のスタートを切ることが重要とされます。このような理由から、社内でもオーストラリア市場は魅力的なターゲットと捉えられました。

さらに、現地の有力工場との提携も実現しています。この提携が成立することで、短期での合意に至り、信頼関係を築くことができたとのことです。現地での生産体制を整えつつ、販売や運営は山梨本社が管理する形にし、効率的な事業運営を目指します。

越境ECの可能性

オーストラリア市場への進出には現地生産に加え、日本で製作した商品を国境を越えて販売する越境ECの取り組みも含まれています。これにより、日本の製造リソースを活かしつつ、オーストラリアの市場ニーズに応えるという、双方に利点のあるビジネスモデルが構築されようとしています。これによって、フォーカスの事業価値は一層高まると期待されています。

若い世代の力で未来を切り開く

株式会社フォーカスは、3年前から新卒採用の強化を図ってきました。若い力が続々と入社してきており、会社の未来を担う重要な戦力となっています。約40年のキャリアを描ける職場を提供することが企業の使命とされており、今回の海外進出は社員一人ひとりにとっても新たなチャンスとして位置付けられています。

また、今後はオーストラリアでの経験をもとに、北米やアジア市場への展開も視野に入れています。これにより、株式会社フォーカスは国際的な競争力を高め、事業をさらに成長させることを狙っています。

株式会社フォーカスの軌跡

2009年に設立された株式会社フォーカスは、もともとはBtoBのグッズ販売を中心とした事業を展開していました。しかし、高校生からの感謝のメッセージを受け取り、ビジネスモデルをプリントTシャツ事業に特化させました。その後、2014年にはEC販売を開始し、時代の変化に応じて柔軟に事業を変革していきました。

2020年にはコロナ禍による売上の減少と退職者の続出に直面しましたが、中小企業向けの融資を利用して自社工場に設備投資を行い、従業員の待遇改善にも成功。2021年には売上が目標を大きく上回るなど、企業の持続的な成長を実現しています。

今後もEC海外販売の展開や株式上場を視野に、全社員一丸となってさらなる成長を目指して日々の業務に取り組んでいく計画です。フォーカスの進化に目が離せません。

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